エメリヤーエンコ・ヒョードルがロシアMMA連合の会長に就任

エメリヤーエンコ・ヒョードルがロシアMMA連合の会長に就任 MMA
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エメリヤーエンコ・ヒョードルがロシア総合格闘技連合の会長を辞任(2022年04月04日)

 こちらの続報。


 総合格闘技(MMA)界に大激震が走った。〝ロシアMMA連合の要職を辞任し、動向に注目が集まっていた人類最強の男〟エメリヤーエンコ・ヒョードル(45)が〝クーデター〟に成功。ラドミール・ガブドリン前会長を追い出し、新会長に就任した。

 ヒョードルは同連合で監査部門の会長を務めていたが、4月上旬に辞任。他の同連合幹部と結託し、ガブドリン氏に辞任を求めていた。そして事態は急展開。ロシア「RIA ノーボスチ」によると、14日に行われた同連合の臨時大統領選でヒョードルが勝利し、新会長に就任することが決まった。

 辞任を徹底拒否していたガブドリン氏だったが、ヒョードルの作戦勝ちだったようだ。同メディアによると、当初、ガブドリン氏の対抗馬として立候補していたのはアンドレイ・テレンティエフ氏だった。

 しかし会議中に規約改正が行われ、会議中に直接立候補することが可能に。その後、テレンティエフが立候補を取りやめ、ヒョードルが立候補。勢いのままに票を獲得したという。ロシア「チャンピオナット」は「予想外の勝利。狡猾な計画だった」とヒョードルの策士ぶりを伝えた。

 ヒョードルは記者団に対し「どこの国からも、連合を引っ張ってほしいと言われている。私は昨日、最終的な決断をした。MMA連合から、あらゆる種類の詐欺師、無責任を一掃する必要がある」と決意表明した。

 強大な力で牛耳ってきた旧体制派をクーデターで追い出したヒョードル。ウクライナ侵攻で混迷するロシアスポーツ界でも、リーダーシップを発揮しそうだ。

 4月に辞任してクーデターにより再就任かと思いきや、4月に辞任したのは監査部門の会長だったようで。これによって世界のMMAがどう変わるのかは分かりませんが。続きを読む・・・
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