UFC on ESPN38:第4試合・ハウリアン・パイバ vs. セルゲイ・モロゾフ

バンタム級

アルファメールのパイバはフライ級で1勝2敗の後、バンタム級に上げると、初戦でいきなりランカーのカイラー・フィリップスに勝利してランキング入り。が、前回はショーン・オマリー相手にタックルを切られて打撃をもらう展開で1RKO負け。現在またノーランカーに。

カザフスタンモロゾフはUFC1勝2敗。M-1Globalでバンタム級王者となりUFCと契約したが、昨年1月のデビュー戦はこの後メインカードに出場するウマル・ヌルマゴメドフにチョークで一本負け。次戦はRIZINバンタム級GPに出場したカリッド・タハに判定勝ちしたが、2月の試合は1Rダウンを奪ったものの、2Rは逆にダウンを喫し、最後はチョークで一本負け。負けたがファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。17歳までサッカーをしており、プロのユースチームに所属していたが、喧嘩っ早いことが原因で追放されている。

飛び込んでジャブを入れるモロゾフ。パイバ距離を詰めてきた。右がヒット!モロゾフ一瞬ぐらついた。組んで凌ぐ。ケージに押し込むが引き剥がされた。パイバ詰めていく。ケージ際まで詰められたモロゾフ、動きがやはり鈍い。右ヒット。また右をもらった。アッパー。パイバ冷静に攻める。モロゾフも打撃を出して凌ぐ。パイバ組んでダブルアンダーフックになるが、すぐに放した。パンチで攻めていく。パイバまた詰める。ジャブ。ケージ際まで下がったモロゾフだが、打ち返して抵抗。アッパーがヒット。さらにジャブ。もらっているパイバだが構わず出る。左ボディ。ちょっと嫌がったモロゾフ。パイバワンツー。またワンツー。モロゾフのバックブローは腕に当たる。ホーン。

1Rパイバ。

2R。出たパイバにタックルを合わせたモロゾフ。テイクダウン。インサイドから肘を落とす。パスを狙っていく。ガードで凌ぐパイバ。下から足関。しかし逆にパスされそうになり亀に。仰向けに引き倒しサイドになったモロゾフ。亀になるパイバ。立ったが、モロゾフバックから膝。ケージ際で正対したパイバ。スタンディングギロチン。外したモロゾフがすぐタックル。ケージでこらえるパイバ。ホーン。

2Rモロゾフ

3R。モロゾフパンチからタックル。ケージ際で耐えるパイバ。モロゾフ倒したがすぐ立つパイバ。離れるモロゾフ。前に出ているパイバだが手が出ていない。モロゾフのジャブをもらう。逆にパイバが組むが引き剥がされる。タックルも切られた。ジャブで詰めていくパイバ。右。両者明確なポイントがなく残り1分。モロゾフタックル。切ったパイバ。逆にアンクルピックに入ったがモロゾフも切る。両者ワンテイクダウンを狙ってタックルに入るが着られる。右オーバーハンドを入れたパイバ。タックル。テイクダウンしたが尻もちまででタイムアップ。

三者29-28でモロゾフ勝利。

序盤打撃で攻め込まれたが、2Rはテイクダウンで取り返し、3Rは明確なテイクダウンからのコントロールはなかったものの、打撃の手数で上回っての勝利。

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