UFC on ESPN38:第10試合・ジョシュ・パリジャン vs. アラン・ボドウ

ヘビー級。

パリジャンはUFC1勝2敗。1勝の相手はDEEPメガトン級王者ロッキー・マルティネス。前戦はUFC1勝2敗でやはりロッキー・マルティネスにしか勝っていないドンテイル・メイエス相手に簡単にテイクダウンされる展開で完敗。内容も悪いため、ここで負けるとリリースされる危険が高い。

日本に在住してマッハ道場に所属していたボドウはHEATでライトヘビー級&ヘビー級王者となっている。シリル・ガーンのセコンドで会場に来ていたアブダビ大会で欠場選手が出たため、急遽UFCデビューしたが、ここまで3戦していいところなく0勝2敗1NC(2RKO負けしたが相手のドラッグテスト陽性によりノーコンテスト)。柔道、キックがバックボーン。勝てば地元パリで行われる初のUFCに出場するチャンスが出てくるが。

パンチを入れていくボドウ。パンチのフェイントを見せると頭を抱えて反応するパリジャン。前蹴りをボディに入れた。パリジャンが間合いを詰めたところで右フックがヒット!崩れるパリジャン。ハーフに。パリジャンが下からキムラを狙ったが抜ける。肘。下から腕十字を狙うパリジャンに鉄槌のラッシュ!頭を抱えたパリジャンだが立ち上がり抜けた。四つに組んでケージに押し込んだパリジャン。ダブルレッグで倒した。座った体勢のボドウの頭部にパンチのラッシュ。ボドウ残り時間わずかなので耐えてしのごうとする。パリジャンレフェリーをチラッチラッと見てストップをアピールするが、腕を捕まれ防がれる。ホーン。

1R最後の攻めはあったがボドウのラウンドか。

2R。間合いが詰まったところでボドウクリンチアッパー。しかしパリジャン組んでケージに押し込むとダブルレッグで倒した。上からパウンド。サイドを取って肘を落とす。上に乗られて動けないのか、ボドウ腕でブロックするのみ。打たれ続けてようやく亀になったボドウだが殴られ続ける。ようやく立ったが、立った瞬間にまたタックル。こらえて離れたボドウ。しかし両者ガス欠。四つからパリジャンが組んで雑に倒れ下になりかけたが、上になったのはパリジャン。サイドからマウントへ。パウンド。ボドウ背中を向ける。バックマウントで身動きが取れない状態で打たれ続けてレフェリー止めた。

大味な試合。パリジャンも打撃を効かされていたし、ボドウのスタミナ切れに救われた感があるが、以外と下から腕十字などを仕掛ける器用さもあった。

ボドウは4戦して0勝ではリリースかと思われるが、ワンチャン地元枠での契約続行があるかもしれない。

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