コロナ後に残したい煽り映像~PRIDE GP 2003 Opening~

ブログ
コロナ後に残したい煽り映像2回目はあまたの名作Vを残したPRIDEから。2003年11月に東京ドームで開催されたPRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦のオープニング映像です。
この大会はミルコ×ノゲイラのヘビー級暫定王座決定戦に桜庭×ランデルマンと強力なカードに加えて、メインではミドル級GPの準決勝、決勝のワンデートーナメントが控えているという豪華すぎるラインナップ。当時のPRIDEの勢いが如実に現れた象徴的な大会でした。
そのオープニング映像はサラ・ブライトマンTime To Say Goodbyeにのせてミドル級GPの1回戦をフィーチャー。激戦のハイライトがコンパクトかつドラマチックにまとめられています。少年の夏休みを彷彿とさせる映像や紅葉の中を歩くカップルのシーンをさりげなく挟み込むあたりは映画の予告編のよう。もうPRIDEのプロモーションビデオにすればいいのにと本気で思ってました。

特にラストで桜庭がシウバにKOされて呆然とする観客や信じられないという表情でヘッドセットを外す髙田延彦がとにかく印象的。重ねて「LIFE IS NOT EASY BUT LIFE IS NOT BAD」というキャチフレーズに何度琴線を揺さぶられた事か。人生は簡単じゃないけど悪いもんじゃないと。いつの日からか辛くなった時に口ずさむ呪文になりましたもん。なんとも思い出深い煽り映像です。
タイトルとURLをコピーしました