女子ストロー級。ウォーターソン10位、レモス11位。
Invictaではアトム級だったウォーターソン、本来は階級下だが、UFCではストロー級に上げて戦っている。36歳はベテランの域。ここ4戦では1勝3敗と振るわない。前戦は昨年5月で、メインで予定されていたディラショー vs. サンドヘイゲンの消滅を受けて急遽試合が決まり、同じストロー級ランカーのマリーナ・ホドリゲスとフライ級で対戦。スタンドの打撃で撃ち負ける展開で、後半にテイクダウンから盛り返したが追いつけず判定負け。カラテホッティのニックネーム通り、空手がバックボーンだが、MMAではむしろグラウンドテクニックで勝利している。
レモスはバンタム級でのUFCデビューから、2戦目で一気にストロー級まで落とすと5連勝。4月に元王者ジェシカ・アンドラジと対戦したものの、スタンドで組み付かれると、そのままスタンディング肩固めで1Rタップアウト負け。女子軽量級離れした重い打撃が武器で、1RKOが2回。魅津希からもパンチでダウンを奪って完勝した。こちらも35歳と若くはない。
お互い間合いに入らない。蹴りで牽制するが、それもバックステップされヒットしない距離。前蹴り・ローが当たり出した。ウォーターソンのハイに合わせて飛び込んだレモスが右を当てる。また飛び込んで右。かすめた。レモス鋭いワンツー。かなりのフルスイングだが空振り。ウォーターソンはローや前蹴りを当てていくが、会場次第にブーイング。残り1分でウォーターソンタックル。テイクダウン。ロモススイープを狙うが、ハーフにしたウォーターソン。パウンド。残りわずかで草刈りから上を取り返すレモスだがホーン。
1Rウォーターソン。
2R。ミドルを入れたレモス。レモスの大振りの右をかわしてタックルに入ったウォーターソン。シングルレッグから倒したが、レモスは倒された勢いで立つと引き込んでギロチン。かなりタイトに絞める!レフェリー気がつかないがタップした模様で放して勝利アピールするレモス。レフェリーとカメラの死角になる逆側でタップしていたウォーターソン。