フライ級。
昨年ネオブラで一回戦負けしたグラップラーの前田だがそこから2連勝中。前回はバックブローでダウンを奪ってからのパウンドでキャリア初のKO勝ち。
昨年のネオブラ王者大塚だが、5月の試合ではパラ八の19歳谷村にわずか35秒、ギロチンチョークで一本負け。
牽制のローを蹴る大塚。前田詰めて四つで組ケージに押し込む。ボディロックからテイクダウン狙い。離れ際に肘を入れた前田だが、すかさず詰めていく大塚。詰めて右。今度はボディ。前田のジャブが入り大塚鼻血。四つからケージに押し込む大塚。離れ際に肘を入れる。大塚の飛び込んでのみで前田フラッシュ気味にダウン。大塚すかさずアナコンダチョーク。ホーン。
ジャッジ三者大塚。
2R。プレスしていく大塚。前田飛び込んで四つに組みテイクダウン狙い。押し込んで肘。大塚目尻をカットしておりドクターチェック。1Rからの鼻血も続いている。結構長い中断だったが続行。前田がケージで押し込んだ体勢から。また押し込んで肘。離れ際にパンチを振るった大塚だが空振り。出てくる大塚に左を合わせた前田。残り1分。前田タックル。テイクダウン。上から押さえ込みホーン。
2R三者前田。
3R。遠い間合い。様子見している両者。牽制のローを入れるが、両者ローブロー。前田が飛び込んだが、そこにカウンターが入り前田ダウン!すぐ立つがケージに追い込んでパンチのラッシュ!距離を取る前田を追いかける。前田組み止めた。テイクダウン。大塚下からホールディングしてディフェンス。上の前田だが、下から腕をホールドされ、細かいパウンドを入れるのみ。残り30秒で下から蹴って距離を作った大塚。タックルに入るが潰して上を取る前だ。タイムアップ。
判定待ちで勝利アピールしていた前田だが、判定は三者29-28大塚。
パンチでダウンした時点で、最後は上になるだけではなく、逃げられるリスクを取ってでも攻めるべきだったか。