UFC on ESPN+66:第3試合・ジェイ・ハーバート vs. カイル・ネルソン

ライト級。

ハーバートの前戦は3月のロンドン大会で、この地元→地元ローテが今大会は非常に多い。UFC戦績1勝3敗。UFCデビュー戦がフランシスコ・トリナウド、2戦目がヘナト・モイカノ、前回KO負けしたイリア・トプリアはフェザー級ランカーで、相手も厳しかった。ただ、勝った相手も2試合連続1RKO負けしていた相手なので、実力が不透明。ムエタイの経験があるストライカーで、11勝中9KO。

カナダのネルソンも同じくUFCデビューから2連敗・3戦目で勝利した後前戦で敗れ1勝3敗。もともと欠場選手の代役としてのUFCデビューだった。前戦からは2年近いブランク明けとなる。

地元ハーバート登場に、ネルソンにはブーイング。右を打ち込んだハーバート。ネルソン左ミドル。ネルソンがパンチで飛び込むがかわされる。ネルソンシングルレッグでテイクダウン狙い。ケージまで移動しこらえるハーバート。ボディロックに切り替えたネルソン。しかし入れ替えたハーバート。ネルソン至近距離で肘。膝を入れていくハーバート。離れ際に肘を入れたネルソン。残り40秒。ネルソンカーフキック。ホーン。

1R手数でネルソン。

2R。距離を取りステップするハーバート。ハイキックを放つハーバートだが空振り。ローの蹴り合いからハーバートが右ミドル。両者蹴り合い。ハーバート踏み込んで左ボディ。そのまま四つに組むが、ネルソンがケージに押し込んだ。差し返すハーバート。入れ替えたハーバートだが、ネルソンショートの肘をヒット。押し込んで細かい打撃を入れるハーバート。肘。引き剥がしたネルソンだが、プレスしていくハーバート。残り1分。プレスするハーバートだが手が出ていない。右がヒットしようやく会場沸く。首相撲から膝。ネルソン左右のパンチを返すとタックルに。切ったハーバート。ホーン。

2Rは微妙。ややハーバートか。

3R。ネルソン左ミドル。カーフキック。タックルへ。テイクダウンを狙ったが、こらえたハーバートが逆に上を取る。ハーフ。パウンドを入れていくハーバート。ネルソン下の状態が続く。押さえ込みが強いのか、ネルソンのリカバリーがイマイチなのか。残り1分でようやく立つとケージに押し込むネルソン。ただ、前半の劣勢はテイクダウンしても取り返せそうにないが…。ハーバートがテイクダウンをこらえる展開でホーン。終了間際に肘を入れたネルソンだが、ややホーン後で注意される。

三者29-28でハーバート勝利。

ストライカーだと思ったが、勝利の決め手は3Rに上を取ってのパウンド。ネルソンのリカバリーがないのと、負けているのに残りわずかになるまで押し込むだけのファイトIQの低さにも救われたか。

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