UFC on ESPN+66:メインイベント・カーティス・ブレイズ vs. トム・アスピナル

ヘビー級5分5R。ブレイズ4位、アスピナル6位。

現王者ガヌーに2度負けた以外はデリック・ルイスにしか敗れていないブレイズだが、あと1歩の所でタイトル挑戦まではたどり着けていない。今のUFCヘビー級トップには少ないレスラータイプで、テイクダウン&パウンドが武器。

UFC5連続フィニッシュ勝利のアスピナルは、前回3月のロンドン大会で初メインで、元Bellator王者ヴォルコフから1R一本勝ち。5勝のうち、HEAT王者アラン・ボドゥに勝った試合以外ではパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞している。レスリング・ボクシングの経験があり、父が柔術インストラクターで黒帯を授かっている。

オッズではアスピナルがやや優勢。ヘビー級王者ガヌーは現在契約更新でUFCとの交渉が難航しており、年内に契約がまとまらなければフリーエージェントになり王座は空位となる。そうなればこの試合の勝者にも王座決定戦への出場のチャンスが多いにある。

ブレイズのワンツーがヒット。アスピナルも鋭いパンチを放つが、ブレイズのパンチにアスピナルがローを入れると、アスピナルは膝を押さえて倒れ込む。試合終了。わずか15秒。

ちょっと前にも見たやつ…。ローをカットされた時か、あるいは引いた足をマットに付いた時に膝が外れた模様。ブレイズも喜び一切なし。かなり苦しそうなアスピナル。

アスピナルがマット中央で治療を受けているため、ケージ際で勝ち名乗りを受けるブレイズ。

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