UFC on ESPN+66:第11試合・ニキータ・クリロフ vs. アレクサンダー・グスタフソン

ライトヘビー級。クリロフ11位。グスタフソンはランク外。

ウクライナのクリロフは2014年から5連勝していたが、契約最終戦でミーシャ・サークノフに敗れると、再契約がまとまらず離脱。ロシアで4連勝すると、離脱から2年後にUFCロシア大会で再契約。が、復帰後は2勝4敗。相手がほぼランカーなので致し方ないが。バックボーンは極真空手。前戦はポール・クレイグ戦で、テイクダウンして上からパウンドで攻めていたが、十分に警戒していたにも関わらず、三角に捕まってしまい一本負け。

かつてP4Pジョン・ジョーンズを最も追い込んだと言われたグスタフソンだが、現在は迷走。2018年、ダニエル・コーミエの王座返上により、JJと王座決定戦で再戦したが、テイクダウンからのパウンドでKO負け。地元スウェーデンでの次戦ではアンソニー・スミスに一本負けすると、試合後には引退を表明した。結局数ヶ月で復帰したが、復帰初戦はヘビー級に上げて元王者ヴェウドゥムと対戦。腕十字で一本負けしている。5月にはベン・ロズウェル戦が組まれていたが、ロズウェルがリリースされたことで試合が消滅。今回、再びライトヘビー級に戻し、約2年ぶりの試合に臨む。ボクシングがバックボーンのストライカー。

クリロフの右がヒットしグスタフソンダウン!立ったがなおも打撃で攻めるクリロフ。クリンチで凌いだグスタフソン。が、クリロフパンチでガンガン出てくる。右ミドルをキャッチしたグスタフソンだが、片足のまま出したアッパーが入り崩れ落ちたグスタフソン。パウンド。KO。

グスタフソン、悲しくなる負け方。まだ35歳だが、こうなるともう復活は難しいのでは。

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