UFC277:第7試合・ドリュー・ドーバー vs. ハファエル・アウベス

ライト級。

中堅ファイターだったドーバーが、突然3試合連続KO勝ちと、ストライカーとして覚醒しランキング入りもしたものの、ランクが上がって相手のレベルも上がり、イスラム・マカチェフとブラッド・リデルに連敗。今年3月の前戦では、試合1週間前に相手が欠場し、急遽UFCデビューから3試合連続1Rフィニッシュ勝利のテランス・マッキニーと対戦。序盤いきなりマッキニーのパンチでダウンを喫したが、スクランブル出場のマッキニーが攻め疲れしたのか、タックルへの膝からのパウンドラッシュで逆転KO勝ち。再びランキング入りを目指す。

計量失敗のUFC記録(11.5ポンド)保持者のアウベス。初戦はUFCデビューから3連勝中だった地味強イスマグロフに常にポジションを取られる展開で完敗。2戦目でUFC5勝4敗のベテラン・マーク・ディアキーシー相手にタックルに合わせてのギロチンで1R一本勝ち。思い切りよく引き込んで絞めたのが功を奏したが、まだ実力未知数の部分も多い。

ロッカールームでのアップ中、なぜか延々とバック宙を繰り返していたアウベス、ブルース・バッファーのコールの際にもバック宙。

カポエイラのような蹴りを見せるアウベス。身体能力が高い。しかしドーバー左ハイから右。右で飛び込んだアウベスだがドーバー見えている。組み付いたアウベスが押し倒して上に。ハーフ。ガードに戻したドーバー。しかし下の展開が続く。アウベス立ち上がってパウンドを落とす。離れて足を蹴るアウベスだが、ドーバー立った。パンチで出ていくドーバーだがかわして左を入れたアウベス。右もヒット。ドーバープレスしてケージを背負わせるが、ヘッドムーブでパンチをかわすアウベス。パンチで飛び込んだドーバー。左がヒット。バックスピンキック。ホーン。

1Rアウベス。

2R。パンチでプレスしてケージを背負わせるドーバー。スーパーマンパンチ。アウベス上半身の動きでクリーンヒットは逃れているが、左ミドルをもらう。ケージ際の展開が続くアウベス。顔は当たらないと見てボディブローを入れていくドーバー。かわしてケージ際から抜け出したアウベスだが、すぐにまたプレスされケージを背負う。手が出ないアウベス。ドーバーがパンチを打ち込んでいく。アウベス飛び膝。ドーバーがパンチをヒットさせていく。ドーバーサミングがあり再開。ドーバーすぐ攻める。ケージを背負わせて足を止めての打ち合い。アウベスパンチを交わして左。しかし手数が出ない。残り10秒でタックル。切られて引き込むとドーバーパウンドに行くが、下から蹴り上げ。ホーン。

2Rドーバー

3R。ドーバーまたプレスしてケージを背負わせる。アウベスバックスピンキック。さらにタックル。こらえたドーバー。離れた。左右のパンチ連打を打ち込むドーバー。またケージを背負わせる。ドーバーのボディがみぞおちにヒットすると、一瞬遅れてアウベス嫌倒れ。KO!

ボディを再三打ち込んでいたが、その蓄積があったか。

ドーバーやはり中堅以下とは力の差がある。

アウベスは打撃で押される展開が続き、劣勢を覆せず。

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