UFC277:第10試合・アレッシャンドリ・パントージャ vs. アレックス・ペレス

フライ級。パントージャ4位、ペレス6位。

セミ暫定王座決定戦に出場するモレノとカラフランスの両者にTUFで勝利しているパントージャ(モレノにはUFCで再戦した際にも勝利している)。あと一歩のところでタイトル挑戦に届いていない。負けた相手はダスティン・オーティス、現王者フィゲイレード、アスカル・アスカロフ。UFC8勝3敗。TUFでは扇久保に判定負け、UFCでは佐々木憂流迦に1R一本勝ち、元RIZIN王者のマネル・ケイプUFCデビュー戦では判定勝ち。前戦ではブランドン・ロイヴァルにチョークで一本勝ちし、解説席にいた当時王者のモレノに挑戦アピール。過去に王者に2勝しているため、実現は濃厚かと思われたが、ロイヴァル戦で膝を負傷し、手術が必要となったため長期欠場。今回はそこからの復帰戦。手足が長く、組み・打撃ともに出来る。

ペレスはコンテンダーシリーズで勝利してUFCと契約すると、ジョセフ・ベナビデスに敗れたのみで6勝1敗の戦績を残すと、コーディ・ガーブラントの代役で当時の王者フィゲイレードのタイトルに挑戦。しかし1Rギロチンで一本負け。そこから1年10ヶ月、マット・シュネル戦が4回、アスカル・アスカロフ戦が2回組まれたが、様々な理由で消滅。シュネル戦は最終的にペレスが体重オーバーし、シュネルが試合を拒否したことで組まれることがなくなった。一本勝ちが多いが、カーフキックを効かせての1RKO勝利もある。

いきなりパンチで出るパントージャ。足を止めてパンチを打ち込む。ペレスのパンチももらっているが構わず出る。ペレスタックルに入るが切られる。パントージャさらにパンチを入れるとタックルへ。切りきれずスリップダウンしたペレスのバックについた。四の字バック。立ったペレスの背中に乗る。チョーク狙い。防いでいるペレスだがネックロック!がっちり入りペレスタップ!

パントージャ1Rフィニッシュで圧勝。しかしフライ級タイトル戦線は正王者フィゲイレードと今日のセミの勝者の統一戦が先にあるので、またしばらく試合間隔が開きそう。

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