ジェームズ・クラウスがMMA引退を発表「欲望や充実感はコーチングにシフトしている」


James Krause(Sherdog)

 ジェームズ・クラウスがインタビューでMMA引退を発表。「ここ1週間は椎間板ヘルニアに苦しんでいたし、近々正式に発表しようと思っていた。でもなかなか言い出せなかった。ほとんどのファイターがそうだけど、辞めるのは本当に辛いからね。だけど僕の試合を見ることはほぼ100%無いと断言できる」とのこと。

 ジェームズ・クラウスは現在36歳でMMA戦績28勝8敗(UFC戦績9勝4敗)。2020年10月の『UFC Fight Night 180: Ortega vs. The Korean Zombie』でクラウディオ・シウバに判定勝ちした試合がラストファイトになりました。最近8試合の戦績が7勝1敗と好成績で、その1敗も唯一のミドル級での試合でトレヴィン・ジャイルズにスプリットデシジョンで敗れたもので、ファイト・オブ・ザ・ナイトも獲得しています。

 現在クラウスはミズーリ州リーズ・サミットにあるグローリーMMA&フィットネスの代表をしており、所属選手にはブランドン・モレノ、ダリック・ミナー、ジェイソン・ウィット、グラント・ドーソン、ティム・エリオットらがいます。他にも不動産やスポーツベッティングスペース等の事業でも成功を収めているとのこと。

「僕はこのスポーツを辞めた。平穏な日々を過ごしている。二度と戦う気はない。欲望や充実感はコーチングにシフトしている。ブランドン・モレノやチームのメンバーらといる瞬間から充実感を得ている。だからこれを正式な引退と呼んでもいいし、UFCで二度と戦うことはないよ」とのこと。続きを読む・・・
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