UFC on ESPN40:ポストファイトボーナス/総評

2014年11月以来、ユニファイドルールになってから2度目の全試合フィニッシュ決着。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトはいつもより1人多い3人。

全試合フィニッシュとなったが、割りと力の差があるカードが多かった。その中ではセミとメインは劣勢になった選手が盛り返してどうなるかわからない所までは持ち込んだが、結局は押している側が押し切った。

メインはサントス自身も咬ませ犬役であることはわかっていたと思うが、今まで見せていなかったテイクダウンを見せるなど、なりふり構わない攻めで、楽な試合にはさせなかった。結局負けてしまったが意地は見せた。ヒルはこれで上位ランカーになるかもしれないが、サントス相手に組みで苦戦しているようだと、グラップラー相手ではさらに厳しくなるのがわかったのでは。

佐藤天は残念ながら何も出来ない完敗。おそらくまだチャンスは与えられると思うが、リリースがかかる試合になるかもしれない。勝ったバトルの実力も短時間過ぎてわからなかった部分がある。

事前のオッズでアンダードッグだったところからアップセットを起こしたのはニール、ウスマン、マイラ・ブエノ・シウバ。特にニールは左を当てまくってルケから初めてのKO勝ち。タイトル戦線に絡む資格を得た。今回のMVP。

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