RIZIN.38:扇久保 vs. キム・スーチョル決定。堀口他参戦予定選手発表。

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発表カードはこの1試合のみ。

スーチョルはROAD FC現フェザー級王者で元バンタム級王者。2015年当時はアジアバンタム級最強の幻想があった選手で、日本の手塚基伸・田村一聖・中原太陽らに完勝。2015年にRIZINに参戦したものの、判定勝ちでインパクトは残せず。2017年に26歳で突如引退を表明した。

ブランクを経て、2021年にフェザー級で復帰。初戦でROAD FCフェザー級王座決定戦でパク・ヘジンと対戦したがギロチンチョークで一本負け。今年5月のダイレクトリマッチではパウンドでKOし、王座を獲得している。今回は復帰前から5年ぶりとなるバンタム級での試合。

ブランク後、かつての幻想はなくなったスーチョルだが、現RIZINバンタム級トップの扇久保相手にどこまでできるか。

本日のBellatorでスコット・コーカー代表が堀口のRIZIN派遣を明かしたものの、相手は(昨年GPを制して堀口のタイトルへの挑戦権がある)扇久保ではないことに。扇久保より下位の相手ということもないだろうと思ったが、「RIZINらしいカードを最終調整中」とのこと。

他には、女子スーパーアトム級GP準決勝2試合も決定。さらに、出場予定選手も発表されている。

他に出場を予定しているのは平本蓮(ルーファスポーツ)、萩原京平(SMOKER GYM)、三浦孝太(BRAVE GYM)、ルイス・グスタボ(ブラジル)、アナスタシア・スヴェッキスカウクライナ・SC BORETS/SUBHUNTER)。来週中には追加対戦カードを発表する予定だ。

意外と通常のラインナップ。第1部が正午から15時まで5試合を超(スーパー)RIZINとして行い、17時から第2部として通常RIZINが行われる。現時点で超RIZINのカード・出場予定選手はメイウェザー vs. 朝倉未来のみ。超RIZINは時間帯からもアメリカへのPPV向けということだが、そもそもメイウェザーアメリカで無名の朝倉未来アメリカでの需要があるか不明。メイウェザーも相手がパッキャオやマクレガー、ローガン・ポールのようなビッグネームが相手ならPPVは売れるが、すでに引退から5年が経過し45歳になったメイウェザー単体にはそこまで興味はないだろう。もう試合まで1ヶ月半を切っているが、超RIZINにどれだけインパクトがあるカードが組めるか。

現在のRIZINファイターで最もアメリカで知名度がある堀口も通常RIZINへの出場となる。知名度はあると言っても、PPVが売れるかというと微妙だし、色物的なラインナップになりそうな超RIZINよりも、通常RIZINならちゃんとした試合が組まれそうで良かった。

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