120ポンドキャッチウェイト。ヒル13位。当初は10月に組まれていた試合だが、なぜか5ポンド重い契約体重で2ヶ月前倒しされた。
女子ストロー級最多試合数を誇る(20試合)ヒル。12敗と16判定決着も最多。ムエタイがバックボーンのストライカー。2連敗のあと1勝してから3連敗中で、後が無い戦績だが、オッズはノーランカーのゴディネス相手にアンダードッグ。
メキシコのゴディネスはUFC3勝2敗。昨年10月、勝った試合の翌週に階級上のフライ級の試合にスクランブル出場したが判定負け。しかしそこからさらに1ヶ月後に本来のストロー級で出場し判定勝ち。42日間で3試合したのは初期のワンナイトトーナメント時代を除けばUFC最短。柔道がバックボーンのグラップラー。ここ2試合はいずれもテイクダウンを奪って攻め判定勝ち。
ゴディネスの右がヒット。ちょっとぐらついたヒル。パンチで追い打ちをかけるゴディネス。四つになるが、テイクダウンをこらえたヒル。ゴディネス打撃を放っていく。右がヒット。ヒルも右オーバーハンドを返す。ヒルハイキック。詰めていくヒル。一転タックル。しかし受け止めたゴディネスが膝を入れる。ヒル離れたが飛び膝。組んで離れ際に肘。ホーン。
1R手数はほぼ五分。やや効かせた場面があったゴディネスのラウンドか。
2R。プレスするヒル。右が交錯。ジャブから右オーバーハンド。ゴディネスタックル。テイクダウン。しかしヒルギロチンから後方に投げてリカバリーすると立った。右を当てるヒル。右ボディから左フック。タックルに入ったがゴディネス切った。右が相打ち。詰めたヒル。残り1分。ゴディネスも手を出していくが、ヒル引かない。組んだゴディネスに膝。組むとヒルテイクダウン。バックから鉄槌。残りわずかで腕十字を仕掛ける場面も見せた。ホーン。
2Rヒル。
3R。詰めていくヒル。ゴディネスもパンチを出しているが空を切る。ヒルがボディに膝。ゴディネス組んでテイクダウンを狙う。しかしこらえたヒル。ゴディネス鼻血。ケージを背負い気味になるゴディネス。残り1分。ヒルパンチからハイ。もらったゴディネスだが打ち返す。両者手を出し続けタイムアップ。
アンダードッグだったが勝って連敗を止めた。