UFC on ESPN41:第6試合・マルティン・ブダイ vs. ルーカス・ブジェスキー

ヘビー級。

スロバキアのブダイは昨年のコンテンダーシリーズで勝利してUFCと契約。今年4月のデビュー戦では、日本でもおなじみのクリス・バーネットに2Rまで優勢の展開から、3Rに後頭部へ肘を入れてしまいバーネットが続行不能に。しかし故意ではないとみなされてテクニカル判定となり、判定勝ちでUFC初勝利を手にした。元プロゲーマーという経歴がある。

ポーランドのプジェスキーは昨年のコンテンダーシリーズを経てのUFCデビュー戦。コンテンダーシリーズでは3Rチョークで勝利したが、試合後USADAの検査で禁止薬物が検出されノーコンテストに。しかしUFCとの契約は破棄されず、9ヶ月の出場停止が課されてのUFCデビューが決まった。バックボーンはキック。

ヘビー級リミットいっぱいのブダイに対し、ブジェスキーは107kgと、かなり軽め。身長・リーチに差はないが体の厚みが違う。

左右のパンチで出るブダイ。ブジェスキーも連打を入れるが下がらないブダイ。ケージに押し込むが離れたブジェスキー。ブジェスキーの右オーバーハンドがヒットし、ブダイの動きが止まった。ケージを背負うブダイにパンチを入れていくが、強引には行かない。ジャブからワンツー。手数を出すブジェスキー。ブダイ圧を掛けて出る。組み付いていくが引き剥がしたブジェスキー。ブジェスキーのコンボがヒット。残り1分。ブダイはカーフキック。ブジェスキー右を入れていく。ホーン。

1Rブジェスキー。

2R。右を当てていくブジェスキー。手数が少ないブダイ。左右のパンチを入れるブジェスキー。手数は多いが、口が開き気味で疲れが見える。突進しながらパンチ連打を放ったブダイ。疲れてはいるが手数は止めないブジェスキー。ブダイが出てくるもバックステップかわす。ホーン。

2Rもブジェスキー。しかしかなり消耗してきている。

3R。疲れているが手を出すブジェスキー。ブダイカーフキック。パンチも出しているが単発。常に連打を入れるブジェスキー。ブダイも手を出しているが、明確なダメージが無いので、どうしても手数で負けている印象が残ってしまう。最後まで手を出し続けたブジェスキー。タイムアップ。

29-28ブダイ、29-28ブジェスキー、29-28ブダイ。スプリットでブダイ勝利。

手数では全ラウンドブジェスキーが上だったが…。

タイトルとURLをコピーしました