UFC on ESPN41:第10試合・デビン・クラーク vs. アザマト・ムルザカノフ

ライトヘビー級。

クラークはUFC7勝6敗。バックボーンはレスリングの32歳。中堅だが、アンソニー・スミス戦ではメインが消滅したため、急遽メインに抜擢された。重量級だが、テイクダウンからの押さえ込みが武器で、判定決着が多い。前戦は同じライトヘビー級ファイターのウィリアム・ナイトとヘビー級契約で対戦し、序盤でスタミナを使い果たしたナイトから後半追い上げて3RKO勝ち。

昨年8月のコンテンダーシリーズ勝利でUFCと契約したムルザカノフ。今年3月のUFCデビュー戦ではUFC2勝1敗のテフォン・チュクウィに2Rまで打撃で押される展開から、3Rに左オーバーハンドをヒットさせ、さらにはタックルへのカウンターの飛び膝で逆転KO勝ち。33歳でMMA11戦全勝。

クラークが飛び込むところにムルザカノフの左オーバーハンドがヒット。プレスシてきたムルザカノフ。クラークケージを背負う。左を打ち込んだムルザカノフ。またプレスされケージ際に。蹴りを返すクラーク。クラークの右ハイがヒット!一瞬ぐらついたムルザカノフだが組んで四つに。ダブルアンダーフック。テイクダウンを狙うがこらえたクラーク。ホーン。

1Rクラークはハイキックくらいだが、ムルザカノフもプレスするだけで手はそれほどでていなかった。僅差だがムルザカノフか。

2R。またプレスするムルザカノフ。飛び込んで左。また左。ヒットして背中を向けてしまったクラーク。スタンドバックからパンチを入れたムルザカノフ。下がって離れるクラーク。ムルザカノフの左がヒット。さらに左ボディ。常にケージを背負った状態になるクラーク。ムルザカノフパンチから組むとスタンドバック。離れたクラーク。しかしまた左をもらい、背を向けて距離を取る。追いかけたムルザカノフ。押し倒して上になりパウンド。クラークガードでしがみついて凌ぐ。立ったムルザカノフ。クラークの立ち際に打撃を入れる。クラーク蹴りを出すが、すぐまたケージを背負う。四つに組んで凌ぐクラーク。離れ際にパンチを入れたクラーク。ホーン。

2Rムルザカノフ。

3R。またケージを背負ったクラーク。左をボディに打たれると嫌がるように下になる。ムルザカノフパウンド。頭を抱えて打たれるだけのクラーク。レフェリー止めてくれない。亀になり打たれ続けるクラーク。レフェリーようやく止めた。

途中で心が折れていたクラーク。ムルザカノフ、これでプロデビュー以来12連勝。

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