UFC on ESPN41:第9試合・プリシラ・カショエイラ vs. アリアネ・リプスキ

女子バンタム級。女子フライ級戦として先週組まれていたが、リプスキが2.5ポンドオーバーし、計量後に体調を崩して病院に運ばれたため、今週に1階級上のバンタム級戦として組み直された。

KSW女子フライ級王者として、鳴り物入りUFCと契約したリプスキだったが、いきなり2連敗。その後2連勝もまた2連敗し、前回はUFCデビュー戦のマンディ・ブームに終始打撃でリードし、3Rにダウンも奪って判定勝ちで生き残った。シュートボクセ所属のストライカーだが、テイクダウンされるとリカバリーがないのが欠点。

カショエイラはUFCデビューからいきなり3連敗、その後3勝1敗で、リプスキと同じく3勝4敗。打撃のディフェンスが甘くパンチを被弾しがちだが、打たれても引かないタフさから、「ゾンビガール」の異名を持つ。こちらもテイクダウンされた後のリカバリーに難あり。前戦ではキム・ジヨンにボコボコに打たれ、クリーンヒットの数では完全に負けていたが、ジヨンの攻め疲れに乗じて逆襲し判定勝ち。

詰めたカショエイラ。打ち合いに。リプスキがパンチを打ち返すが構わず出てラッシュ!左がヒット。両者パンチラッシュ。カショエイラのパンチでリプスキダウン!そのままパウンドラッシュ。打たれて動きが止まったリプスキを見てレフェリーストップ!

これでUFC4勝4敗としたカショエイラ。純粋な打撃の技術ならリプスキが上かもしれないが、圧力で押し切った。

タイトルとURLをコピーしました