ウェルター級トーナメント準決勝。リーグ戦2位シ、3位レアル。
シは2018年から4度目のPFL出場。毎年決勝トーナメントに残っており、2018年と昨年は準決勝で敗退。初の決勝進出を狙う。今年初戦は昨年も対戦しアイポークによるノーコンテストになったニコラエ・アレクサヒンにスプリット判定勝ち。2戦目はすでに結晶支出を決めていたローリー・マクドナルドに判定勝ち。
レアルは2戦続けて相手の体調不良による勝利。初戦は2タイムウィナーのレイ・クーパー3世が体重オーバーとなり、動きが良くないクーパーから判定勝ち。2戦目はニコラエ・アレクサヒンとの対戦が組まれていたが、アレクサヒンが計量後に合併症により欠場し、戦わずに3ポイント獲得。
ミドルを打ち込むレアル。打撃でプレスしケージを背負わせる。ジャブで弾幕を張るシだが、レアルは組んでケージに押し込む。倒せず離れた。またパンチで出るレアル。ワンツーがヒット。リーチに勝るシもジャブを当てていくが、構わず詰めていくレアル。ケージを背負わせてパンチを入れる。左がヒット。ケージ際から抜けたシはハイキックとジャブを当てていく。間合いに入れなくなったレアル。レアルカーフキックから左を打ち込みヒット。残り1分。またジャブを当てていくシ。詰めたレアルがスーパーマンパンチから組み付いたが、腹に膝を入れ離れる。ゴング。
1Rシ。
2R。すぐにケージに詰めてタックルに入ったレアル。しかしケージで耐えたシ。離れるレアル。離れず打撃を入れていくレアル。パンチからタックルに入るとスタンドバックへ。シ正対。離れたレアルだが距離を開けずに近い間合いをキープ。また組むとボディに膝。シングルレッグからテイクダウンを狙ったが倒せず。すぐまた間合いを詰めていくレアル。シのパンチ・ミドルをもらうが、前に出ていく。ゴング。
レアルも打撃の手数は出していたが、ヒットではやはりシが上か。しかしライブオッズではレアルが上回っている。
3R。すぐ詰めるレアルだが、シは距離を取りジャブを入れていく。組み付いてケージに押し込むレアル。膝を入れるがローブロー。倒れ込んでかなり効いているシ。レアルに1点減点で再開。すぐに距離を詰めたレアル。シが逆にタックルからテイクダウンを狙ったが倒せず。レアルまた組んでテイクダウン狙い。ケージで耐えるシ。倒せず。残り2分。ジャブを当てていくシ。レアルシングルレッグ。そのままケージに押し込む。倒せず離れた。シが前蹴り、ジャブをヒット。バックスピンキックを見せるが空振り。詰めるレアルだが間合いに入れずタイムアップ。
29-27×3でシが4度目の出場で初の決勝へ。
ファン投票ではレアル支持が上だったが、反則減点なしでもシの勝利だった。