カマル・ウスマン「レオン・エドワーズの左ハイキックはグレートショットだった」「来年早々にイギリスで再戦したい」

MIKE



 『UFC 278: Usman vs. Edwards 2』のメインイベントでレオン・エドワーズに5R KO負けしウェルター級王座から陥落したカマル・ウスマンがTMZのインタビューで以下のコメント。

「レオン・エドワーズの左ハイキックはグレートショットだった。スーパーボウルでヘイルメリーパス(終了間際に大逆転を狙ったパス)が決まったようだなんて言ってるよ。それだけグレートショットだった」

「試合を見直すのは全然苦じゃない。俺が何人の相手にこういうことをしてきたか分かるかい? こういうこともあるし、これがこのスポーツの素晴らしいところだ。だがこの試合で実際に何が起きたのかを忘れてはいけない。全然落ち込んじゃいないよ。俺よりも周りの人たちが悲しんでいる気がする。俺よりも感情的になっている。気にかけてくれて愛されてるのは感じるよ」

「優雅な時を過ごしているけど、負けたことで注目を浴びたのは残念だけどね。自分では有名人だと思っていたが、やられた瞬間をネットで拡散されて、ああ、有名になったなという感じだよ。おかげで復帰に向けてハングリーになれたし、次の展開にエキサイトしている。俺はむしろこういうことでインスパイアされてモチベーションが上がるレアなタイプなんだ」

「即再戦以外に何があるんだ? この階級を見れば分かるだろう。次は絶対にそうなる。デイナ・ホワイトと話をしたが、彼の仕事ぶりを見て、どの日程が理に適っているか判断するつもりだ。来年の頭くらいになりそうだ」

「今年中にもう1試合やろうかと思っていたが、来年の頭がいいし、イギリスにも行きたい。行きたいとずっと思っていた。イギリスは半分アフリカのような国なので、第二のホームのような気がしている。みんなはそんなことは知らないだろうが、そろそろイギリスの人たちを楽しませたい。これ以上の話はないだろう?」

「レオン・エドワーズのことは好きだ。SNSもフォローしている。彼は俺をフォローしていないけどね。ある意味、彼は俺と同じ道を歩み、同じ旅をしたわけだ。だが、これは彼のストーリーにとって素晴らしいことだし、俺のストーリーにとってはさらに素晴らしいことだから再戦しよう。彼は以前からロンドンで試合をしたがっていた。そして今、彼はそれを手に入れ大きなものになった。メガファイトだ。レオンおめでとう。なんて美しいテクニックなんだ、なんて逆転劇だ。だから俺はこのスポーツが大好きだし、何が起きてもおかしくない。そしてそれはまさに起きた」
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