UFC on ESPN+67:第9試合・アレッシオ・デ・キリコ vs. ローマン・コピィロフ

ミドル級。

お隣イタリアのデ・キリコ。UFC10戦で4勝6敗と負け越し。3連敗でリリース危機だったが、連続KOでインパクトを残していたホアキン・バックリー相手に1RハイキックでKO勝ちして生き残った。が、前戦はアブドゥル・ラザクにわずか17秒でハイキックKO負け。現イタリア人UFCファイターはデ・キリコセミに出るヴェットーリの2人のみ。ヴェットーリはアメリカのキングスMMA所属になっているが、デ・キリコは自ら主催するローマのGLORIAファイトセンターでトレーニングしている。前戦は昨年の8月で、10月にアルバート・デュラエフ戦が組まれていたが欠場。代役で今回対戦するコピィロフがデュラエフと対戦し敗れている。

コピィロフはここまで0勝2敗。デビュー戦はカール・ロバーソンに3Rチョークで一本負け。そこから2年のブランクが開き、デュラエフとのロシアン対決ではパンチで膝をつかせた場面もあったが、テイクダウンされマウントから猛攻を受けて、フィニッシュこそされなかったが完敗。バックボーンはコンバットサンボ。

左を当てたコピィロフ。両者警戒している。デ・キリコもパンチをヒットさせる。コピィロフがハイキックを空振ってスリップダウンしたところにダッシュで近づこうとしたが、足がもつれてスリップするデ・キリコ。コピィロフのパンチがデキリコにヒット。ちょっとぐらついた。両者決定打がないまま残り1分。デ・キリコのタックルのタイミングでコピィロフが飛び膝。そのままキャッチしてシングルレッグに入るデ・キリコにコピィロフはこらえてパンチを入れる。ホーン。

1Rコピィロフ。

2R。打撃戦からシングルレッグに入ったデ・キリコだが倒せず。今度はケージに押し込みテイクダウンを狙うがコピィロフこらえる。離れた。パンチで出るデ・キリコにコピィロフの左ミドルがヒット。デ・キリコ飛び膝。詰めていく。コピィロフ疲れたのか後退。ケージを背負う。パンチを出して近寄らせまいとするコピィロフ。デ・キリコも疲れがあるのか、攻撃が雑。ホーン。

2Rややデ・キリコ

3R。下がらず手を出すコピィロフ。ワンツーがヒット。左ミドル。今度はデ・キリコがちょっと手が出なくなってる。詰めたコピィロフがパンチのラッシュ!顔面を連続で捕らえてデ・キリコ前のめりにダウン!KO!

ミドルからパンチの9連打。ほとんどが顔面にヒットしてKO。畳み掛ける攻めが良かったコピィロフ、UFCデビューから3年で初勝利。

準地元のデ・キリコ、2Rには盛り返したかと思ったが、これで2試合連続のKO負け。

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