UFC on ESPN+67:第8試合・ウィリアム・ゴミス vs. ヤルノ・エレンス

フェザー級

地元フランスのゴミスとオランダのエレンスはともにUFCデビュー戦。

地元ということもあり、いきなりメインカードデビューとなるゴミス。まだ25歳で10勝2敗。地元のローカルプロモーション・100% Fight(MMA禁止のためパウンドなし)でキャリアを積み、そこからケージウォーリアーズやUAEウォーリアーズなどのフィーダーショーで勝利しUFCと契約。バックボーンはムエタイ

かつて格闘技王国と言われたオランダだが、現UFCファイターは初代女子フェザー級王者のジャーメイン・デ・ランダミーと今回デビューのエレンスのみ。かつては第4代ヘビー級王者のバス・ルッテンや、直近ではアリスター・オーフレイム、ステファン・シュトルーフなどのヘビー級ファイターがいたがすでにリリース。未だにキックのトップ選手はいるものの、MMAでは世界から遅れを取っている。エレンスもキック出身で、13勝3敗1分けの27歳。

距離を詰めて蹴りを入れていくエレンス。四つに組んだエレンスだが、ゴミスがボディロック。そのままテイクダウン。サイド。ガードに戻すエレンス。上からパウンド。エレンス下からタックルに入って立つ。離れた。打撃戦でホーン。

1Rは上になっていたゴミスのラウンド。

2R。エレンスが詰めて打撃を入れる。ゴミスやや下がり気味。パンチを貰いちょっとぐらついた。エレンスすかさず距離を詰めるが、四つに組んだゴミスがテイクダウンし上に。ゴミス密着したままパウンド。立ちたいエレンス、ケージ際で立ったが残り1分45秒。すぐに打撃で出ていくエレンス。飛び込んだところにゴミスカウンターのタックル。倒したが倒された勢いで上を取ったゴミス。が、エレンス下から組み付いて立った。スタンドでエレンスがきれいに投げたが、勢いが付きすぎて下に。ホーン。

2Rもゴミス。

3R。エレンスまた前に出ていく。右を打ち込む。ゴミス組み付いて四つに。ケージに押し込む。時間稼ぎか。ダブルレッグでテイクダウン。ハーフ。ギロチンに抱えるエレンスだが外れた。密着したままパウンド・肘を落とすゴミス。エレンスクローズドガードのまま時間が過ぎていく。残り1分で参画!クラッチゴミス回転して下になるが、さらに半回転してなおも三角で絞めるエレンス。が、やや抜けかけている。三角十字を狙うエレンスだが、首が抜けて外れた。直後にタイムアップ。

29-28×2、29-29の2-0でゴミス勝利。

3Rは10-10をつけたジャッジがいたのか。

UFCデビュー戦対決でメインに抜擢されたが、内容的には普通のルーキー同士の試合。

エレンスは逆転のチャンスを作ったが極めきれず。ちょっと下の時間が長すぎた。

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