カナダのジョーダインはUFC4勝4敗1分け。7月16日に試合したばかりで、ニューヨーク大会で地元のランカー・シェイン・バーゴス相手に2Rまで劣勢だったが、スタミナ切れしたバーゴス相手に3Rに攻め込み、1者は28-28のドローとしたが、マジョリティ判定負け。13勝中8KO・4一本勝ち。
イギリスのウッドは前回から階級を上げている。バンタム級では4勝2敗。フェザー級デビュー戦となった前回はチャールズ・ロサ相手にカーフキックを効かせての判定勝ち。ローカルからUFC4戦目まで、勝っても負けてもフィニッシュ決着を10試合続けていたが、そこから3戦は2勝1敗ですべて判定。メインコーチはブラッド・ピケット。
ウッド詰めてパンチを打ち込む。組んで膝を入れるジョーダインだが、ウッドが足をつかんでテイクダウン。ジョーダインのガード。上で密着したままのウッド。背中を向けて立ったジョーダイン。ウッドスタンドバック。ケージ際で正対したジョーダイン。ウッドパンチを入れて離れる。ジョーダインが前に出てパンチをヒット。さらに膝。打撃で攻めるジョーダイン。ウッドの右がヒットしジョーダイン距離を取る。詰めるウッド。ジョーダインはジャブを入れる。残り1分。パンチを打ち込むジョーダインだが、ウッドのパンチを貰うとガードを固めて後退。追うウッド。頭を付けて至近距離での打ち合い。ウッドのパンチをもらいガードを固めるジョーダイン。ホーン。
1R手数は互角だが、効かせた打撃があったのはウッドか。
2R。詰めてパンチを打ち込んでいくウッド。ジョーダインの足をローで払って倒した。上になるウッドだが、ジョーダインが足で距離を作って立つ。腹への前蹴り・パンチを入れるウッドだが、ジョーダインもパンチを返していく。至近距離で打ち合い。また足をすくって倒したウッド。しかし上から押さえ込んでいるだけ。会場ブーイング。ブレイクがかかる。立つとまたパンチで出るウッド。ジョーダインもパンチを打ち返す。ブロッキングで受けるウッド。ウッドはパンチとカーフキックを混ぜている。至近距離での打ち合い。ウッドの左がヒット。連打を打ち込むジョーダインだが、ウッド打ち返し出る。ジョーダイン崩して倒したが、ウッドすぐに立つと逆にテイクダウン。しかし押さえ込まず立たせるとまた打ち合い。ホーン。
2R手数でウッド。
3R。下がらず出るウッド。近距離での打ち合いから足払いで倒したウッド。バックに回るが、ジョーダインバックを取らせて立つとケージ際で正対。離れたがすぐまた近い間合いに。ジョーダインバックブロー。また足払いで倒したウッド。が、ジョーダインがガードを取ると自ら立つ。至近距離での打撃戦が続く。ウッドケージに押し込むが、ジョーダインバック肘。両者消耗があるが手を出し続ける。残り1分。お互いパンチがヒットしている。ここに来て手数を増やしたジョーダイン。しかしウッドケージに押し込み、残り5秒で外掛けテイクダウン。タイムアップ。
30-27×2、29-28の3-0でウッド勝利。
ウッドが最後まで引かずに打ち合いを続けて判定勝ち。足技でのテイクダウンが上手かったが、グラウンドで上になっても攻め手がないのがもったいなかった。