ウェルター級。
先週のパリ大会で元Glory王者のセドリック・ドゥンべと対戦予定だったウィークスだが、フランスMMA協会のローカルルールにより試合の許可が降りず、ウィークスのみ翌週に別の相手と組まれる事になった。UFCデビューからいきなり中堅ブライアン・バーバリーナと対戦し判定負け、2戦目はネクストマクレガーとして期待されているアイルランドのイアン・ギャリーに判定負けで連敗中。キャリア5勝はすべてフィニッシュ勝利。プロボクシングの経験もある。
カナダのレイネスはローカル全勝で昨年11月のコンテンダーシリーズに出場し、勝利してUFCと契約。今年4月のUFCデビュー戦はパンチをヒットさせて優勢な展開から、2Rにダウンを奪ったものの失速。スリップダウンしたところでパウンド連打をもらい、打たれるのみでMMA初黒星を喫した。一本勝ちはなく、8勝のうち6つがKO勝ち。
リーチに勝るレイネスが距離を取る。ジャブ。ウィークス左を大振りするが空振り。パンチが届かない間合いをk-ぷすルレイネス。飛び込んでジャブを一発。ロー。飛び込んで右を入れる。レイネスが踏み込んでジャブを売ったところにウィークス関節蹴り。間合いを詰めたウィークス。ケージに詰めてパンチを入れるとレイネス逃げ気味のタックル。ギロチンに抱えたが離れるレイネス。また距離を取るレイネス。ウィークスが追いかけていくがサークリング。時折飛び込んで単発のパンチをヒットさせるレイネス。ウィークスが詰めるが距離を取られヒットしない。ホーン。
差がない1R。ややウィークスか。
2R。同様に距離を取るレイネス。ウィークスが出ると下がる。レイネスがパンチで出たところにウィークスが左をヒット。体勢を崩したレイネスだが離れた。またサークリング。ウィークス一転してタックル。ケージに詰めてダブルレッグ。抱えあげて倒したウィークスだが、倒し方が悪くうつ伏せになったレイネスに立たれる。ウィークス関節蹴りからまたタックル。シングルレッグ。倒せず。レイネス逆にタックルに入るが切られた。ホーン。
2Rウィークス。
3R。変わらず距離を取るレイネス。追いかけてパンチを出すウィークスだが、レイネスのパンチでバランスを崩す。ウィークスが出ると下がって距離を取るレイネス。逃げすぎ。ウィークスタックルに入るが、受け止めてケージに詰めるレイネス。離れた。ウィークスまたタックル。シングルレッグ。レイネスキムラでこらえる。放して肘を入れたウィークス。レイネスまた距離を取りジャブ、ミドル。残り1分。残りわずかでウィークスタックル。ギロチンに抱えたレイネス。振りほどいたウィークス。最後にレイネスが飛び膝を出したが空振り。タイムアップ。
終了と同時に勝利アピールするレイネス。判定を待つ時間にも何度も雄叫びを上げているが…。
29-28レイネス、29-28ウィークス、29-28レイネス。スプリットでレイネス勝利。
1Rは僅差、3Rはヒット数ではウィークスだったが。
ひたすら距離を取って単発の打撃を入れるだけだったレイネス。明確にポイントを取っていないのに逃げすぎ。
ウィークスはテイクダウンは良かったのだが、そこから押さえ込むことが出来ず立たれてしまった。これで3連敗。