女子ストロー級。
ブラジルのゴメスは3週間前にコンテンダーシリーズで勝利してUFC契約を決めたばかり。その10日後に欠場選手が出て、急遽UFCデビューが決まった。まだ22歳で6勝1敗。同じ女子ストロー級ファイターでRIZINからUFCに参戦しここまで1勝1敗のマリア・オリベイラと同じPARANA VT所属。ストライカーで、6勝中4KO勝ち、コンテンダーシリーズではパンチの正確性で上回って判定勝ちした。
ムエタイファイターのルックブンミーだが、適正階級はアトム級で、前回までは減量なしで戦っていた。肉体改造により、ようやく減量して試合に臨むレベルとなったが、それでも体格的不利は否めず、前戦はルピータ・ゴディネスにフィジカルで上回られての判定負け。首相撲が得意だが、MMAだと脇を差されて不利な展開となることも多い。
さらに体の厚みが増しているルックブンミー。強烈なローを入れたルックブンミー。前蹴りで倒したルックブンミー。立たせる。詰めるゴメス。ルックブンミーの左ミドルをキャッチして組み付いたゴメス。ケージ際でボディロック。テイクダウンを狙ったがルックブンミーが押し倒しマウント!強烈な肘連打!背中を向けたゴメスからバックマウント。肘で出血しているゴメス。足のロックが一本外れたルックブンミー。ゴメスが上に。ハーフから肩固め。逆サイドに出て締めに行ったが外れてマウントに戻す。今度は三角へ。ルックブンミー凌いでインサイドから肘。当分いヒットしている。ホーン。
1Rルックブンミー。バックを取ってもチョークではなく肘を入れていった方が良かったのでは。
2R。詰めてきたゴメスだが、ルックブンミーが組んで外掛けテイクダウン。ハーフ。下からキムラを狙うゴメス。しかし外れてまた肘・パウンドをもらう。背中を向けてまたチョークを狙おうとしたが、ゴメスが向き直ると自ら立ってスタンドへ。ルックブンミーパンチからミドル。また組むとケージに押し込むゴメス。シングルレッグへ。こらえて肘を入れるルックブンミー。投げて上になったルックブンミー。肘。ガードに戻したゴメスが腕十字を狙うと自ら立つルックブンミー。しかしレフェリーがブレイクをかけたわけでもないのに背中を向けたルックブンミーにゴメスタックル。正対したルックブンミー。押し込むゴメスにミドル。ホーン。
2Rルックブンミー。
3R。詰めてパンチを入れるゴメス。ルックブンミー強引に首投げでテイクダウン。ハーフから外ヒールを仕掛けるゴメス。背中を向けたルックブンミーからバックを狙う。四の字バック。チョークを狙うが防いでいるルックブンミー。時間が過ぎていく。腕十字に切り替えようとしたゴメスだが、ルックブンミー足をサバいてパス。バックに回りパウンド。立ったゴメスを四つからテイクダウンするとまたパウンド。ハーフから肘・パウンド。ゴメスケージ際で身動きが取れない状態。タイムアップ。
30-27×2、29-28の3-0でルックブンミー勝利。
腰の重さ・テイクダウンの強さで勝利したルックブンミー。上からの肘・パウンドは強いが、組みで攻めようとするとポジションを返されてピンチに陥る場面もあり、まだ力を活かしきれていない。
ゴメスはパンチで攻勢になる場面もあり、グラウンドでもスキル的には上だったかもしれないが、テイクダウンでポジションを奪われるところからのスタートとなるため、後手に回ってしまった。