ダニエル・コーミエがトニー・ファーガソンに引退勧告→ファーガソンが反論


 『UFC 279: Diaz vs. Ferguson』でネイト・ディアスに4Rギロチンチョークで敗れたトニー・ファーガソンが以下のコメント。

「セコンドがテイクダウンするように言ったが、スタンドをキープすべきだったな」

「小さなディテールを積み重ねて成長していくんだ。ネイトはゲームファイターだ。これ以上何も言えない。彼が歳を取ったとか動きが鈍いとかそういうのとは違うんだ。俺は楽しかったよ」

「俺には2つの場所がある。155ポンドと170ポンドだ。170ポンドは、10~11年ぶりかな? 俺の体はそれに慣れていた。5月に試合をした。ウェイトトレーニングをしたり、プロテインを飲んだりした…エンジョイしたよ。ファン、サポーター、家族、ファン第一だ。今の俺は別人だ。俺はレジェンドだし、どこにも行かない」



 ダニエル・コーミエがトニー・ファーガソンについて以下のコメント。

「自分が見ているものが信じられなかった。 史上最悪の戦いだったと言っているわけじゃない。ネイト・ディアスはまだタンクに燃料が残っていることを示してくれたが、トニー・ファーガソンは終わったことも示してくれた。トニー・ファーガソンは終わった。彼は自分の殻に閉じこもり引退したくはない。実際に調子は良くなったと感じていると言っている。だが、彼が以前より良くなったことを示すために、オクタゴンで何をしたというんだ?」

「例えばネイト・ディアスはやりたいことを何でもできる。ネイト・ディアスがカムザット・チマエフと戦わなかったことは神からの贈り物だった。文字通り、彼にとって最善のシナリオだった。しかし、トニー・ファーガソンのクレイジーな点は、徐々に衰退したわけではないということだ。崖っぷちに立たされて、一気に転落した感じだ。それがジャスティン・ゲイジー戦だった」

「彼が終わった瞬間は、あの暫定王座決定戦だった。あの後チャールズ・オリヴェイラやベニール・ダリウシュに負けたのも『世界のベストファイターたちと戦ってるから』と言えたかもしれない。だが、ネイト・ディアスはそうじゃない。彼はネイトに対しても良い試合ができなかった」


 これに対しファーガソンは以下のコメント。

「引退しようと思った時に引退する。だが今は違うと思ってるし、面白さも感じている。DCやコメンテーターたちは何年も同じことを言っている…それはただの彼らの願望だ。彼らは世間にそう見てもらいたいと思ってるし、俺に諦めさせようとしている」

「俺はDCのように計量の時に不正をしたことはない。通称・タオルゲート事件だ。タオルを掴んで体重を誤魔化そうとした。なのにUFCはそれを認めた。あれはおかしい。内部犯行のようなものだ」

「ジャスティン・ゲイジー戦の後に俺のチームはバラバラになってしまった。みんな自分の道を歩むしかなかった。そして新しいチームを作ろうとして、俺は良いクルーを見つけた。仲間たちはここで問題を解決しようとしている。左脛が治るのを待ちながら、予定通りに進んでいる。強く蹴りすぎず、十分に強く打つ。肘打ちレパートリーの全てだ」

「ネイトが休んでいるのを見たか? 彼を悪く言うつもりはないが、俺は彼に休憩を与えた。クールな壮行試合だったんだ。手加減したわけじゃないし、準備もした。だが、本当に知らない相手との試合の準備をするのは少し面白い。ネイトのことは好きだし、恨んでいるわけでもない。友人とは思わないが、彼はクールだ。良いファイターだし、リスペクトしている」
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