UFC on ESPN+68:メインイベント・コーリー・サンドヘイゲン vs. ソン・ヤドン

バンタム級5分5R。サンドヘイゲン4位、ヤドン10位。

元キック世界王者で、一時は最強説もあったサンドヘイゲンだが、現在TJ・ディラショーとピョートル・ヤンに連敗中。ディラショー戦はディラショーに上手く戦われて組まれてスタンドでバックに回られる展開での判定負け。ヤン戦は序盤手数で上回っていたが、後半ギアを上げてくるヤンにダウンを奪われての逆転負け。しかしいずれも大差ではなく、サンドヘイゲン自身の価値は落ちていない。

ヤドンは初の上位ランカー挑戦。ここまで組まれるとテイクダウンを奪われ苦戦しがちだったが、徐々にテイクダウンディフェンスも向上し、テイクダウンに気を取られて武器の打撃の手が出なかったのも改善されつつある。しかし今回の相手は打撃でヤドン以上のスキルがあるサンドヘイゲン。ヤン相手にタックルからのテイクダウンも奪ったサンドヘイゲンの方がコンプリートファイターか?どちらが組みに行くかにも注目。

バンタム級は来月王者スターリングに元王者ディラショーが挑戦。同大会では13位のオマリーも1位ピョートル・ヤンとの対戦が組まれており、タイトル戦線が大きく動くことが予想される。

ジャブで距離を測り詰めていくサンドヘイゲン。タックルへ。受け止めたヤドン。押し込んで膝を入れるサンドヘイゲンだが引き剥がしたヤドン。スイッチしながらジャブで距離を測るサンドヘイゲン。ボディブロー。バックスピンキックは不発。左を打ち込んだヤドン。サンドヘイゲンまたタックル。すぐ入れ替えるヤドン。肘を入れて離れる。サンドヘイゲン飛び膝。またタックル。ヤドンスイッチしながら上に。背中を向けたサンドヘイゲンの背中に乗りハーフバック。しかし降りた。スタンドバック。ケージ際で向き直ったサンドヘイゲン。離れ際に膝。パンチ、ミドルを入れた。ヤドン出ていく。ジャブで出ていくが、サンドヘイゲンもジャブで止める。ヤドンワンツー。サンドヘイゲンがタックルのフェイントからミドル。詰めていくヤドン。ホーン。

1Rヒット数はほぼ五分。ヤドンが上を取る場面もあったがすぐ立たれていて、判断が割れそうなラウンド。

2R。すぐに詰めていくヤドン。サンドヘイゲンの飛び膝はかわした。ヤドン飛び込んでパンチを打ち込む。サンドヘイゲンがパンチで出たが、ヤドンの左がヒットしケージ際まで下がる。効いたか?落ち着いて出るヤドン。サンドヘイゲン左ボディ。サンドヘイゲンタックル。テイクダウンしたが、押さえ込まれる前にすぐバタフライで浮かせて立ったヤドン。また出ていくヤドン。肘。サンドヘイゲンのタックルは止めたヤドン。サンドヘイゲンケージに押し込む。ヤドン左眉あたりをカットしていて出血。膝を打ち込むヤドンにサンドヘイゲン肘を入れて離れる。また出ていくヤドン。サンドヘイゲン左ミドル。詰めていくヤドンだが、サンドヘイゲンが下がってかわす。残り1分。パンチで詰めたヤドンにサンドヘイゲンタックル。ケージに押し込み離れ際に肘。ヤドンもパンチを返す。ホーン。

2Rもヒット数はほぼ五分だが、後半距離を取ったサンドヘイゲンにパンチが当たらなくなってきた。

3R。サンドヘイゲンの左ミドルがヒット。距離を取るサンドヘイゲン。パンチで飛び込んだサンドヘイゲン。かわしてパンチを合わせるヤドン。サンドヘイゲンのタックルは止めたヤドン。サンドヘイゲンタックル。止めたヤドンだが離れ際に膝を入れたサンドヘイゲン。またタックルからケージに押し込む。今度はヤドンが離れ際に左。サンドヘイゲンもアッパーを返す。詰めるヤドン。サークリングして距離を取るサンドヘイゲン。頭を振って出るヤドン。サンドヘイゲン左ボディ。また飛び膝。何度も出しているがヒットはしていない。ホーン。

3Rは手数の差でサンドヘイゲン。

4R。ヤドン詰めてパンチ連打を入れるが、サンドヘイゲンの左ボディをもらった。サンドヘイゲン左ミドル。サンドヘイゲンの左ハイにパンチを合わせたヤドン。サンドヘイゲン出てきた。左ミドル。キャッチしたヤドンが軸足を払ってテイクダウン。パスしてサイド。サンドヘイゲンまた背中を向けて立つと正対。四つから倒したサンドヘイゲンだがヤドンすぐに立つとパンチで出る。下がりながらもパンチを返すサンドヘイゲン。サンドヘイゲンが左ボディから顔面にジャブのダブル。さらにタックル。初めてしっかりと寝かせたサンドヘイゲン。ハーフで固めながらパウンド。ガードに戻したヤドン。足で距離を作る。ホーン。

4Rサンドヘイゲン。

5R開始前、ヤドンの眉のカットをドクターがチェックし、試合を止めた。サンドヘイゲンTKO勝ち。

タイトルとURLをコピーしました