UFC on ESPN+69:第2試合・ユリア・ストリアレンコ vs. チェルシー・チャンドラー

140ポンド契約キャッチウェイト。

バンタム級でチャンドラーとレア・レットソンの試合だったが、8月末にレットソンが欠場しストリアレンコが代役に。準備期間は十分あると思ったが、当初から5ポンド重いキャッチウェイトでの試合に。

ストリアレンコは本来ならSEI✮ZAのタバタ・ヒッチと揃い踏みでの出場になる予定だったが、タバタ・ヒッチは相手のジェシカ・ペネの急病により試合消滅となった。UFCデビューから3連敗でいいところがなかったが、7月の試合ではタックル→テイクダウン→腕十字でわずか42秒での一本勝ちでUFC初勝利。10勝のうち、腕十字での勝利が9つある。

チャンドラーは今回がUFCデビュー戦。28歳で4勝1敗。高校では陸上をしていたが、高校の時にタイガー・ムエタイで格闘技を始め、大学卒業後にニック・ディアス・アカデミーに所属。プロデビューからInvictaで戦っている。

飛び込んでタックルに入ったストリアレンコ。ボディロックからテイクダウン。サイドからマウントに。すかさず腕十字に入ったが、足のフックが顔にかからず。下になってしまうストリアレンコ。チャンドラーパウンド。ガードから腕十字を狙うが、さすがに腕十字での勝利しかなく読まれている。ケージで立ったストリアレンコ。スタンドへ。パンチを打ち込むチャンドラー。ストリアレンコ、また組み付いてボディロックからの投げを狙ったが、倒れ込んだところで上になったのはチャンドラー。すぐにマウント。が、シザースで脱出したストリアレンコ。スタンドに。組んで強引に大内刈りを狙ったストリアレンコだが、チャンドラーに投げられ倒れる。チャンドラー立たせる。スタンドでチャンドラー優勢。ストリアレンコタックルで組み付いたが、押し倒されマウント!チャンドラーパウンド!顔面に連続で入りレフェリー止めた!

アンダードッグだったUFCデビュー戦のチャンドラーが勝利。序盤のテイクダウン以外は危なげなかった。

ストリアレンコ、打撃もテイクダウンも上を行かれて完敗。序盤だけは良かったが、テイクダウンを取れないにしてもマウントまで許してしまうのはいただけない。腕十字も警戒されると取れないし、厳しい。

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