Bellator286:セミファイナル・AJ・マッキー vs. スパイク・カーライル

ライト級契約だったが、スパイク・カーライルが0.6ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。マッキーはフェザー級1位、カーライルはランク外。

マッキーはライト級初戦。2019~2021年まで行われたフェザー級GPで無敗のまま全試合フィニッシュ勝利して優勝。決勝でのパトリシオ・フレイレ戦はタイトルマッチだったので王者に。が、今年4月のダイレクトリマッチでは接戦となり、終盤のラウンドを取ったかに見えたが判定負けでMMA初黒星を喫した。

カーライルは4月のRIZINで武田光司からテイクダウンを奪われる展開が続いたものの、2Rにタックルに合わせたギロチンで絞め落とし逆転勝利。Bellatorは昨年12月のダン・モレット戦以来2度目となるが、セミに抜擢されている。しかし実際はマッキーの咬ませ犬か。

いきなり飛び蹴りを見せたカーライル。さらにパンチがヒット。カーライルフル寝具のパンチを振り回すが、マッキーのパンチがヒット。マッキータックルへ。すぐに立ったカーライルだが、マッキーまたタックル。テイクダウン。しかしカーライル反転して上に。下から三角を狙うマッキー。オモプラッタ。ガードに戻した。カーライル足を超えてハーフにしてパウンド・肘。ガードに戻したマッキーだが、すぐまたハーフにするカーライル。マッキー反転。マウント。カーライルまた上を取り返そうとするが、マッキーまたマウントからバックマウントへ。チョーク。ディフェンスしているカーライル。反転したカーライルだが、マッキー下から肘。ゴング。

1Rは残り1分の攻めでマッキーか。

2R。マッキーが出ていく。カーライル1Rの勢いがない。マッキーの左がヒットしケージまで後退。投げを狙ったカーライルだが、マッキーこらえてタックルへ。ギロチンに抱えたカーライルだがマッキーテイクダウンし外した。亀になったカーライル。ハーフバック。パウンドを打ち込みチョークを狙うが、足のフックがないため外れる。スタンドバックから正対したカーライルだが、マッキーすぐにテイクダウン。バックを取らせて立ったカーライルだが消耗している。パンチで体が流れる。マッキーがぶってアナコンダのセット。ペルヴィアンネクタイを狙ったマッキーだが外れてカーライルのガードに。残り30秒。マッキーパウンド。ゴング。

2Rマッキー。カーライル完全に失速しているが、フィニッシュだけは防いでいる。

3R。ふらつきながらも手を出すカーライル。パンチで出てボディロックからテイクダウンしたマッキー。サイド。上四方に亀になったカーライル。立った。ダブルレッグですぐ倒したマッキー。バックからアプンド。チョーク。しかし防いでいるカーライル。正対したカーライルがタックルに入るがマッキーギロチン。外れた。残り1分半でカーライルが上に。起き上がるマッキーだがカーライルバックマウント。しかしスクランブルですぐに脱出するとアンクルホールド。外れたがバックを取り返した。最後にチョーク。しかしタイムアップ。

29-26、30-26、30-27の3-0でマッキー勝利。

1Rに全力を出し切ったカーライル、2R以降は完全に失速したが、マッキーにフィニッシュを許さなかった。

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