ウェルター級。
初戦はCMパンク挑戦者決定戦で秒殺一本負け、2年後の2戦目はCMパンクに判定勝ち(のちマリファナ検出によりノーコンテスト)だったジャクソン。CMパンク枠の特殊なUFC契約選手だったが、4年後37歳でなぜか3戦目が組まれ、アイルランドキック王者のディーン・バリーからアイポークをもらっての反則勝ちでMMA初勝利。バリー戦は2度も中止になったにも関わらず、なぜか3度目が組まれて実現した。明らかにUFCレベルにない選手なので、咬ませ犬役なのかと思われたが、反則負けしたバリーは1戦のみでリリースされている。本業はLFAのカメラマン。
ロドリゲスはUFC0勝1敗。1月に代役UFCデビューすると、同じくUFCデビュー戦のジャック・デラ・マダレナ相手にパンチを貰い続け、打たれても打ち返していたが、最後にはダウンしてパウンドでKO負け。ローカル時代は4連続1RKO勝ちだったが、同じくらいのキャリアの相手としか対戦経験がなく、本来はコンテンダーシリーズでのテストが妥当なレベルに思えた。今回は相手が相手だけにオッズで圧倒的フェイバリット。
身長低めのロドリゲスがパンチで出ていく。下がるジャクソン。ケージに詰まってボディをもらう。タックル気味に行くが下になるジャクソン。ロドリゲスパウンド。なんとか立ったジャクソン。ロドリゲスがケージに詰めて殴る。頭を振ってかわすジャクソンだが、ロドリゲスの膝をもらって失神!KO!
ロドリゲスUFC初勝利だが、相手が相手だけに評価は次の試合になる。
ジャクソンは案の定完敗。さすがにもう呼ばなくていいだろうし、契約が残っていても本人が辞退した方がいい。誰も得をしない。