チャールズ・オリヴェイラ 2.60
イスラム・マカチェフ 1.53
アルジャメイン・スターリング 1.57
T.J.ディラショー 2.50
ピョートル・ヤン 1.38
ショーン・オマリー 3.25
ベネイル・ダリウシュ 2.65
マテウス・ガムロ 1.51
ケイトリン・チューケイギアン 2.70
マノン・フィオロ 1.50
ベラル・ムハマド 2.20
ショーン・ブラディ 1.71
マフムート・ムラドフ 2.65
カイオ・ボハーリョ 1.51
ヴォルカン・オーズデミア 2.50
ニキータ・クリロフ 1.57
ズバイラ・ツフゴフ 1.65
ルーカス・アルメイダ 2.35
アブバカル・ヌルマゴメドフ 1.61
ガジ・オマルガジエフ 2.40
アルメン・ペトロシアン 1.49
A.J.ドブソン 2.75
ムハマド・モカエフ 1.10
マルコム・ゴードン 8.00
カロル・ロサ 1.33
リナ・ランズバーグ 3.55
西川大和の試合消滅は残念だが、それでも注目カードが並んだ、下半期一番のビッグマッチ。
メインは王座決定戦だが、実質、オリヴェイラの王座にマカチェフが初挑戦する形(前戦で体重オーバーにより王座剥奪され、ノンタイトル戦でゲイジーに勝利。体重計に問題があったという話も)。しかし挑戦者側のマカチェフがフェイバリットに。
両者ともグラップラーだが打撃が強いもの同士。オリヴェイラは過去のタイトルマッチ3戦(チャンドラー、ポイエー、ゲイジー)いずれもダウンを喫したところから盛り返して逆転勝利している。それもチャンドラー戦・ゲイジー戦は組みでの逆転ではなく、打撃で活路を開いての逆転。もはや打撃が大きな武器となっている。
一方のマカチェフは、ヌルマゴメドフの幼なじみで、ヌルマゴ並のグラップリングの強さに加え、荒っぽいパンチも武器として持っており、唯一敗戦した試合(序盤にパンチを貰いKO負け)を除けば、打撃でも劣勢となった場面は少ない。
結局両者の組みの強さが勝敗を分けそう。オリヴェイラ相手にテイクダウンで攻められるようならマカチェフが圧倒する展開になる。オリヴェイラが勝つとしたら、パンチを効かせてからのグラウンドでのフィニッシュ。
オリヴェイラのミラクルに期待したいところだが、マカチェフ判定勝ちと予想。
セミはバンタム級タイトルマッチ。王者スターリングは、ピョートル・ヤンのタイトルに挑戦した際は、劣勢な展開から反則膝による反則勝ちでの王座移動というスッキリしない結末だったが、4月のリマッチでは、序盤からテイクダウンを奪って試合をリードし、ヤンを封じ込めての判定勝ち。
相手は、昨年7月に、禁止薬物使用からの2年半ぶりの復帰戦でコーリー・サンドヘイゲンを破り復活した元王者ディラショー。こちらも、不利が予想された試合を組みで乗り切っての勝利。しかし、そこからさらに1年以上のブランクが開き、36歳に。
未だに難攻不落のイメージがあるディラショー。無理にフライ級に落としたセフード戦、11年前のジョン・ダドソン戦を除くと、クルーズとアスンサオにスプリット判定負けしたのみ。
スターリングがテイクダウンかスタンドバックをキープしポイントを取るか、それを許さなければ打撃でディラショーが優勢となるポイントゲームになるか。
ディラショー判定勝ちと予想。
セミ前は未来のスター・オマリーが、ランカー相手に実力を証明する結果を残さないまま、ランキング1位のヤンに挑戦。ダナ・ホワイトはかつてのアルド vs. マクレガーのような試合と言っているが、確かにマクレガーも当時は人気だけで組まれた試合という批判があった。結局、アルドが欠場し、マクレガーは暫定王座決定戦でチャド・メンデスをKOし、実力の証明をしたが。その当時のマクレガーと比べると、ランカー相手に勝利がないオマリーでは、さすがに格が違いすぎる。オッズはこれでも競っている方。果たしてオマリーはアップセットを起こせるのかどうか。
プレリムでは平良達郎と同じフライ級で同じ2000年生まれ、同じく無敗(アマチュアから通算して31連勝中)のムハマド・モカエフがUFC3戦目を行う。相手はUFC2連敗から2連勝しているマルコム・ゴードンだが、オッズは今大会一番の大差でモカエフがフェイバリット。前回は判定勝ちだったので、フィニッシュしての勝利が期待される。
第1試合開始は22日土曜日の23時から。速報します。