ライト級王座決定戦。オリヴェイラ1位、マカチェフ4位。
5月のゲイジーとの防衛戦で0.5ポンドオーバーし、タイトルを剥奪されたオリヴェイラだったが、ノンタイトル戦(ゲイジーの場合は勝てば王者)でゲイジーから1Rフィニッシュ。UFC最多フィニッシュ&最多一本勝ち記録を更新したものの、王座は空位に。しかし、勝てば王座決定戦出場が確約されていたため、再度チャンスが与えられ、今度はしっかりと体重を落とした。
マカチェフはUFC7年で初の王座挑戦。2戦目でキャリア唯一となる黒星を喫したが、そこから10連勝。幼なじみで現在のコーチでもあるハビブ・ヌルマゴメドフ同様、連勝してもなかなかチャンスが与えられてこなかった(なお、ハビブはUFC6年・9連勝で王座挑戦)。ステップアップになる試合がキャンセルでなかなか組まれなかったのも影響しているが、時間がかかった。
オッズは前王者オリヴェイラがアンダードッグ。
いきなり飛び蹴りを見せたオリヴェイラ。詰めていくがマカチェフが左右のパンチを打ち込む。かなり近い間合い。オリヴェイラ組んだ。ボディロックから引き込み気味に下に。腕十字・三角は読んでいるマカチェフ。パウンドを落とす。密着したまま殴るマカチェフ。パスを狙うがオリヴェイラもぐって足に。マカチェフ立つ。押し込むオリヴェイラだが、マカチェフ四つから投げてテイクダウン。またオリヴェイラのガードに。細かいパウンドを入れていくマカチェフ。肘。体を起こしてパウンド。肘。残りわずかでオリヴェイラ下から顔面を蹴り上げる。ホーン。
1Rマカチェフ。グラウンドでも上ならマカチェフだとすると、オリヴェイラは厳しくなる。
2R。パンチで出るオリヴェイラだが、マカチェフ四つに組んだ。投げを狙うオリヴェイラだが倒せず。ケージに押し込むマカチェフ。両脇を差したマカチェフ。投げ。こらえたオリヴェイラ。肘・膝で引き剥がしたオリヴェイラ。オリヴェイラワンツー。マカチェフがプレスしていく。ワンツー。オリヴェイラが飛び膝を放ったが、着地したところで右をもらいダウン!マカチェフ上になりハーフから肩固め。サイドに出て絞めタップアウト!
盟友・ハビブが持っていたタイトルをマカチェフが獲得。
これまでダウンからリカバリーして勝ってきていたオリヴェイラだが、マカチェフ相手には通じなかった。
勝ったマカチェフ、バックアップファイターとして待機していたフェザー級王者のヴォルカノフスキーとの対戦を要求。ヴォルカノフスキーがリングインして対戦を受諾。2月のオーストラリア大会での対戦がこのまま決定か?
オリヴェイラは今日は自分の日ではなかった、次のチャンスをくれとコメント。