UFC280:第8試合・ケイトリン・チューケイギアン vs. マノン・フィオロ

女子フライ級だったが、チューケイギアンは1.5ポンドオーバー。チューケイギアン1位、フィオロ6位。

チューケイギアンはランキング1位。2年前にシェフチェンコの王座に挑戦したが敗れ、ジェシカ・アンドラジにもボディブローで敗れたが、そこからすべて判定で4連勝。UFC11勝4敗のうち、判定決着にならなかったのはこのアンドラジ戦のみ。リーチを活かした打撃が武器。

フィオロはUFC4連勝で、ついにランキング1位に手が届くところまで来た。空手・キックがバックボーン。チューケイギアンとは当初先月フィオロの地元パリ大会で対戦予定だったが、チューケイギアンの負傷により延期となっていた。フランスが長くMMA禁止だったため、南アフリカアブダビでキャリアを積んできたため、ある意味アブダビもホーム。

ジャブを入れたフィオロ。チューケイギアンも打ち返し打撃戦。組もうとしたチューケイギアンだが引き剥がすフィオロ。フィオロ関節蹴り。チューケイギアンが詰めてきたが、フィオロもパンチを打ち込む。フィオロのパンチをかわすチューケイギアン。右ハイがヒット。手を出していくフィオロだがヒットが少ない。フィオロのサイドキックとチューケイギアンのローの蹴り合い。ホーン。

1Rややチューケイギアン。

2R。フィオロ出てきた。パンチとサイドキック。ワンツーを入れたフィオロ。チューケイギアンもパンチを打ち返すが、このラウンドはちょっとヒットしていない。ワンツーをヒットさせたフィオロ。押してきた。左がまたヒット。ギアを挙げてきたフィオロ。関節蹴り。チューケイギアンの打ち終わりに左をヒット。打ち終わりにまたワンツー。ホーン。

2Rは手数でフィオロ。

3R。チューケイギアンくんで首相撲に捕らえたが、引き剥がすフィオロ。ジャブのダブルがヒット。ニータップを狙ったが止められたチューケイギアン。休まないフィオロ。手を出し続ける。チューケイギアンも返しているが、打撃が単発。KOの予感がない打撃戦に会場からブーイング。常に連打を入れるフィオロ。残り1分でタックルからテイクダウン。チューケイギアンはガードから浮かせて立った。しかしスタンドでパンチを入れるフィオロ。出てくるチューケイギアンに距離を取りサイドキック。組んでケージに押し込み膝を入れたところでホーン。

三者29-28でフィオロ勝利。

UFC5連勝でランキング1位を下したフィオロ。他の上位ランカーは、すでにシェフチェンコに挑戦し敗れているだけに、フィオロの次期挑戦権獲得がほぼ確定的に。

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