・ファイト・オブ・ザ・ナイト:ショーン・オマリー vs. ピョートル・ヤン
・パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ベラル・ムハマド、イスラム・マカチェフ
メインはマカチェフが完勝。打撃のレベルの高さを考えると、ヌルマゴメドフよりも盤石な王者かもしれない。少なくとも、オリヴェイラは再戦しても勝つイメージが見えなかった。まだ上位との対戦が少ないので、新鮮な顔合わせが多く残っている。まずは来月のUFC281のポイエー vs. チャンドラーの勝者が最有力候補か。
セミはディラショーの怪我で一方的な内容になり残念。元からの怪我ということもあり、万全な体調でもう一度上がってくるのは無理そう。
セミ前は、せっかくオマリーが善戦したのに、今年一番の謎ジャッジで台無しに。
今回の試合を裁いた3人はいずれもイギリスのジャッジ。今大会の他の試合の判定を見ても、そこまでおかしなものはない。この試合についても、割れたのは1Rのみ。それ以外は特に問題はなかったように思えるが、やはり1Rもオマリーに入れるのは考えられない。
しかし、この勝利でオマリーが一気に次期挑戦者の最有力候補になったのは間違いない。判定には納得できないが、オマリーが1位のヤン相手に互角に戦ったことには異論はない。が、相手がスターリングなら、序盤の打撃でのKO以外では勝ち目がなさそうだが。