ミドル級。
UFC1勝1敗のホームズ。初戦は終盤失速しての判定負け。2戦目にUFC0勝2敗のアレン・アメドフスキーをスタンドバックからテイクダウンし、パウンドから足を絡めないチョークで1R一本勝ち。試合後に「自分はこの階級で一番のグラップラー」と豪語した。8勝のうち一本勝ちが6つ。
ジョンヨンはUFC4勝2敗。テイクダウンからの塩漬けで3連勝した後、グレゴリー・ホドリゲスにKO負け。前回はメインを張ったこともあるが、現在は中堅のエリク・アンダースに全ラウンドジャッジ3者の見解が分かれるという僅差の内容でスプリット判定勝ちした。
打撃で圧を掛けるジョンヨン。ジャブ、ローを入れるホームズ。ジョンヨン出ていくが距離を取るホームズの手が目に入りタイムストップ。特にダメージなく再開。ワンツーを入れたジョンヨンだが、ホームズ組み付いた。しかし放したジョンヨンが足をすくってテイクダウン。ホームズの立ち際にバックを取り倒したジョンヨン。ほぼバックマウントの体勢。腕をつかんでパウンドを防いでいるホームズ。完全にバックマウント。チョークを狙う。腕を掴み防ぐホームズ。残り30秒でマウントに移行しようとしたところでホームズが上を取替すと逆にバックに。残り30秒でチョークを狙うが決まらず。ホーン。
1Rジョンヨン。
2R。組んで行ったジョンヨン。ボディロックから外掛けテイクダウン狙い。こらえたホームズだがスタンドバックへ。引き込んでバックマウント。向き直ったホームズだがマウント。背中越しに腕を固定しパウンド。動いて逃れようとするホームズ。バックマウントで体を伸ばされた。チョーク。ローリングして外れたがまたマウント。パウンド・肘。また背中を向けてバックマウントに。体を伸ばされパウンドをもらう。チョーク。タップアウト!
ジョンヨン、UFC初の一本勝ちで完勝。
自称ミドル級No.1グラップラーのホームズはグラウンドでイップ的に攻められ、キャリア初の一本負け。