ウェルター級。マグニー13位、ロドリゲス14位。
GSPと並び、ウェルター級最多タイとなる19勝のマグニー。この試合に単独トップがかかる。19勝のうち判定勝ちが13回で、これはUFC最多記録。前戦は無敗でUFCデビューからも3連続フィニッシュ勝利中だったシャフカト・ラフモノフと対戦し、2R残り3秒でギロチンを決められタップアウト負け。2019年の出場停止明けから5勝2敗と勝ち越しているが、なかなか上位と当てられないため、ランキングも上がっていかない。
ロドリゲスはUFC7勝1敗。年齢的に遅いUFCデビューからノンストップでランキングを上がってきた。9月の前戦はウェルター級より10ポンド重い180ポンド契約でケビン・ホランドとの対戦が組まれていたが、計量後に前代未聞の試合シャッフルが行われ、同じウェルター級とはいえ、計量では4kgほど軽かったリー・ジンリャン戦に変更。体重とパワーで上回ってのスプリット判定勝ち。翌月に早くも次戦が組まれたが、肘の感染症により今回に延期となっていた。
パンチで出るロドリゲス。左がヒット。マグニーは前蹴り。組もうとしたが組ませないロドリゲス。ケージを背負わせると左を打ち込む。入れ替えたマグニーがパンチを返す。しかしまたケージを背負うマグニー。ロドリゲス押し込む。腕をホールドしたマグニーだが、ロドリゲス引き剥がし離れる。マグニーまた組んでケージに押し込むが、ロドリゲスまた引き剥がした。マグニーワンツー。組んだマグニーがスタンドでバックに回る。投げてテイクダウン。ロドリゲスすぐ立つが、バックからなおもテイクダウン狙い。膝を着かせてハーフバックにするとパウンドを入れる。立ったロドリゲスだがなおもスタンドバックが続く。マグニーが肘・パンチを入れて離れた。残りわずかだがロドリゲスが出てきてパンチ連打をヒット。ホーン。
1Rマグニー。
2R。ミドル・ハイを入れたマグニー。ロドリゲスは左を打ち込む。ケージに詰める。左を打ち込みヒット。前蹴りを入れたマグにーだがまたプレスされケージを背負うと左をもらう。右から今度はボディに左。マグニーもパンチで出ると組んでボディロック。離れたロドリゲス。またパンチで出る。マグニーもパンチで出るが、組もうとすると押し返すロドリゲス。逆にボディロックしたロドリゲス。ケージに押し込む。引き剥がした。ジャブから組んだマグニー。引き剥がそうとするところに首相撲から膝。ロドリゲスは左をヒット。また組んだマグニーだが残り15秒。パンチを入れてスタンドバックに。チョークを狙うが腕を間に挟んで防ぐロドリゲス。ホーン。
2Rロドリゲス。
3R。ロドリゲスのパンチに蹴りを返すマグニー。しかしケージまで下がったところで左をもらいぐらついた。クリンチに行くマグニー。引き込み気味に下に。ロドリゲスインサイドからパウンド。鉄槌を入れて自ら立ってスタンドへ。マグニータックル。組んでバックに回った。テイクダウン狙い。倒してバックに。ハーフバックから殴りつつチョークを狙う。正対したロドリゲスだが、マグニー足をまたいでマウント。背中を向けて亀になり立ったロドリ月だが、バックを取られて投げられる。マグニーバックマウント。が、股下から抜けたロドリゲス。すぐに組んでネルソンから引き込んだマグニー。ダースチョーク!ロドリゲスタップ!
一進一退の攻防から、最後は組みの強さで一本勝ち。