イスラエル・アデサニヤ 1.49
アレックス・ペレイラ 2.75
カーラ・エスパルザ 3.70
ジャン・ウェイリー 1.31
ダスティン・ポイエー 1.48
マイケル・チャンドラー 2.80
フランク・エドガー 2.85
クリス・グティエレス 1.47
ダン・フッカー 1.69
クラウディオ・プエレス 2.25
ブラッド・リデル 2.00
ヘナート・モイカノ 1.83
ドミニク・レイエス 1.49
ライアン・スパン 2.75
エリン・ブランチフィールド 1.26
モリー・マッキャン 4.20
アンドレ・ペトロスキー 1.51
ウェリントン・トゥルマン 2.65
マット・フレボラ 2.15
オットマン・アツァイター 1.74
カロリーナ・コバケビッチ 1.87
シルバーナ・フアレス 1.95
マイケル・トリザーノ 2.40
チェ・スンウ 1.61
フリオ・アルセ 2.70
モンテル・ジャクソン 1.50
カーロス・アルバーグ 1.77
ニコラエ・ネグメレアヌ 2.10
メインはミドル級タイトルマッチ。挑戦者ペレイラはキック時代に2度(5年前と6年前)アデサニヤに勝利しているという実績込みでの挑戦。MMAに本格転向した初戦、LFAでの4勝4敗の選手に勝利したのみでUFCと契約。UFC初戦は最下層レベルの相手に組み付かれて苦戦する展開から、2R早々の飛び膝でKO勝ちすると、次戦は同じキックバックボーンのブルーノ・シウバに打撃で優勢に試合を進めて判定勝ち。ノーランカーのまま、3戦目でランキング4位のショーン・ストリックランドと対戦し、序盤の打撃戦でKOして勝利。王者アデサニヤへの挑戦が電撃的に決まったが、組みへの対応についてはテストされないまま(というより、初戦での組みへの対処を見る限りは、穴は大きく見える)。
それでも、アデサニヤを一番の武器である打撃で上回るというのは大きい。アデサニヤも打撃勝負ではなく組みに行く可能性もあるが、そうなった場合、アデサニヤのグラップリングがどの程度の実力なのかも未知数。ペレイラも、トップグラップラー相手にはテイクダウンを防ぐのは難しいかもしれないが、アデサニヤ相手なら防げるかもしれない。
アデサニヤが序盤に一回でもテイクダウンを奪えれば、ペレイラは組みと打撃の両方を警戒する必要が出てきて、結果として打撃でもアデサニヤが上回る展開になる可能性があるが。オッズはアデサニヤ優勢だが、意外と競っていて差がない。
アデサニヤ判定勝ちと予想。ペレイラはまだMMAに対応しきれておらず、後半失速すると思う。
セミは初代女子ストロー級王者で、5月にローズ・ナマユナスを破り、7年ぶりに王座を奪還したエスパルザの初防衛戦。ナマユナス戦は両者異様に手数が少ない試合になり、どちらが勝ってもおかしくない内容での判定勝ち。ナマユナスとは2度目だったので、両者余計に警戒したのかもしれないが、今回の相手ウェイリーではさすがに同じ展開にはならないだろう。
オッズは結構な差で挑戦者ウェイリーが優勢。ひたすらタックル→テイクダウンからの押さえ込みが武器のエスパルザだが、長期戦になりスタミナが切れるようだと厳しい。後半打撃をもらうようになり、ウェイリーが判定勝ちと予想。
メインカードに出場する元ライト級王者フランク・エドガーはこれが引退試合。プロデビューから10年以上KO負けがなかったが、直近5戦のうち、4試合がKO負け。さすがにダメージが蓄積してきた。相手はUFCデビュー戦で敗れた後6勝0敗1分けで、ランキング間近のカーフキッカー・グティエレス。