UFC281:セミファイナル・カーラ・エスパルザ vs. ジャン・ウェイリー

女子ストロー級タイトルマッチ5分5R。ウェイリー2位。

初代王者のエスパルザ。初防衛戦でヨアンナ・イェンジェイチックに敗れて王座から陥落すると、以降は勝ったり負けたりを繰り返し、一時はTUF優勝賞品のハーレーを売りに出すほど困窮していた。しかし持ち前のど根性タックラーぶりで地味に連勝を重ね、5連勝で今年5月に7年ぶりのタイトル戦にこぎつけた。当時の王者ローズ・ナマユナスはTUF決勝で一度手合わせをしている相手だったが、両者異様に警戒して手数が少ない試合となり、どちらとも取れないような内容だったがエスパルザが判定勝ちで王座返り咲き。とはいえ、内容では全く評価するべきものがなかった。2度目の初防衛戦で汚名返上を図る。

ウェイリーはナマユナスにキャリア初のKO負けで王座から陥落し、ダイレクトリマッチではメディアも判断が分かれる僅差の内容となったがスプリット判定負けで王座奪還ならず。同じ相手に連敗したことで、ナマユナスが相手なら当分挑戦はないと思われたが、エスパルザが勝利したことでチャンスが回ってきた。6月の前戦ではヨアンナをバックブローでKOし、引退に追い込んでいる。オッズではウェイリーが大幅なフェイバリット。

ウェイリーがジャブで出るが、エスパルザが前に出るとすぐに距離を外す。また出ていくウェイリーエスパルザ前に出て右を当てる。間合いの外でジャブを出して牽制するウェイリー。左ミドル。左ハイ。またハイ。右。ウェイリーが打撃をヒットさせてきた。エスパルザデルがバックステップされパンチは空振り。ワンツー。ハイを入れたウェイリー。またハイ。キャッチしたエスパルザがシングルレッグに入るが、ウェイリーバックを狙う。左腕を背中越しにつかんで回らせないウェイリー。そのまま足で腕を挟んでリバースクルスフィックス。腕を抜いて袈裟固めにしたエスパルザだが、うつ伏せになり解除したウェイリー。しかし上を取ったエスパルザ。ガードからバタフライで浮かせるウェイリーエスパルザ上をキープ。三角を狙うウェイリーだが密着して入らせないエスパルザ。脱出したウェイリー。サイドに。ハーフで上からパウンド。今度はエスパルザが下から浮かせようとするがウェイリー立った。ホーン。

1Rウェイリー

2R。ウェイリーパンチで出る。ケージを背負ったエスパルザにジャブ。出てきたエスパルザに右がヒットエスパルザタックル。切ったウェイリーが足で腕をロックしリバースクルスフィックスの体勢からチョーク!がっちり入りタップアウト!

レスラー・エスパルザのタックルを切ってチョークでフィニッシュ。UFCフライ&バンタム級王者でレスリング金メダリストのヘンリー・セフードとのレスリング特訓をしてきたとのこと。前回のタイトル獲得時からアップデートし強くなって再度王者に。

エスパルザは2度目のタイトル獲得も、防衛できずに陥落。

タイトルとURLをコピーしました