UFC281:ポストファイトボーナス/総評

ファイト・オブ・ザ・ナイト:ダスティン・ポイエー vs. マイケル・チャンドラー

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:アレックス・ペレイラ、ジャン・ウェイリー

メインはペミドル級無敗のアデサニヤが王座陥落。3Rのアデサニヤがテイクダウンしてからの動きを見る限り、ペレイラは他のランカー(ウィテカー、ヴェットーリ、ブランソンら)と対戦していたらそこで星を落としていた可能性が高い。下になってからのリカバリーもなかった。しかしアデサニヤにはそこをつくだけのテイクダウン能力がなかった。

再戦は既定路線か。打撃でも1R終盤にアデサニヤが効かせる場面もあり、再戦でどうなるかわからないので、単純に試合としても楽しみがある。アデサニヤはリベンジしたいだろうし、ペレイラにとっても相性が悪い他のランカーと対戦するよりはアデサニヤ戦の方がいい、UFCとしても一番盛り上がるカード。他のランカーは待たされることになるが。

セミウェイリーが圧勝。ナマユナスはエスパルザのテイクダウンを警戒して手がでなかったが、ウェイリーレスリングにも自信を深めていたのでアグレッシブだった。正直、エスパルザでは何度やっても勝てないように見えてしまった。ただ、ウェイリーがナマユナスに同じように勝てるかというと、それはまた別問題だが。

セミ前のカードはファイト・オブ・ザ・イヤー級の激闘。1R終盤まではチャンドラーが攻勢で、終盤にポイエーが形勢逆転しKO寸前まで追い込む。2Rはチャンドラーがテイクダウンで試合を制し、3R開始直後にチャンドラーがタックルでテイクダウンした時点で勝負あったかと思った瞬間に、ポイエーがポジションを返してさらに逆転勝利。

同じく、第3試合のトリザーノ vs. スンウも熱い試合だった。ダブルノックダウンなど滅多に見られない。ただやはり、お互いディフェンスをおろそかにしている分、ダウン合戦が発生しているという状況。その点、ポイエー vs. チャンドラーは単に熱いだけでなく、技術レベルの高いところで、どちらが勝つかわからないシーソーゲームをやっているので価値がある。

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