▼フライ級(57.0kg)5分3R
ジョン・ドッドソン(米国)
所 英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
ドッドソンは11年前の2011年、TUF14バンタム級で優勝。TUF後はフライ級に落とし、2連勝で初代王者デメトリアス・ジョンソンのタイトルに挑戦し、2Rに2度ダウンを奪ったものの、後半になるにつれてギアをあげるDJに盛り返され判定負け。そこから3連勝で、2年後にまたDJのタイトルに挑んだが、今度は終始劣勢の上に、最後は一方的に攻め込まれての完敗。年下のDJが王者ではフライ級ではチャンスはないと見たのか、次戦からバンタム級に上げている。しかし、バンタム級では4勝5敗にとどまり、ランキングもトップ5に入ることなく、タイトル挑戦までたどり着けなかった。
UFCリリース後はローカルイベントで1勝1敗。今年8月にはベアナックルボクシングにも出場し、同じ元UFCのライアン・べノイに1RKO勝ちしている。
身体能力が高く、常に動き続けるファイター。もう38歳で、軽量級では年齢的に厳しいと思われるが、45歳の所にとっては厳しい相手となる。
▼ライト級(71.0kg)5分3R
ルイス・グスタボ(ブラジル)
ジョニー・ケース(米国)
矢地・大原をKOして、今最もライト級タイトルに近い存在のグスタボ。前挑戦者のケースに勝てば、さすがにタイトル戦を組まざるをえないだろう。一方のケースは、前回サトシに1R一本負けしたばかりの上、現在は日本に滞在し、ボンサイ柔術でサトシとともに練習しているとのことで、勝ってもグスタボの王座挑戦が消えるだけになりそう。
RIZINが好きな打撃系MMAファイター対決。しかしこれまで組まれた元キックボクサー同士のMMAマッチはあまり盛り上がってない。宇佐美もベイノアも、トータルファイターとやるところが見たかったが。