ONE PRIME VIDEO4:メインイベント・キャムラン・アバゾフ vs. クリスチャン・リー

ウェルター級タイトルマッチだったが、アバゾフが体重オーバーによりベルト剥奪。リーが勝った場合のみウェルター級王者に。5分5R。

岡見のONEデビュー戦で2RKOしたアバゾフ。ゼバスチャン・カゼスタムに勝利しウェルター級王座を獲得。ジェームス・ナカシマにも勝利して防衛を果たしたが、2月の前戦はミドル級に上げてライニアー・デ・リダーに挑戦したものの、テイクダウンから一方的に攻められ、3R肩固めで一本負け。体を大きくした影響か、今回は体重オーバーしてしまった。

最初はフェザー級だったリー。フェザー級ではマーティン・ニューウェインのタイトルに挑戦するも判定負け。青木戦でライト級に上げると、1R腕十字を極めかけられたがしのぎ、2Rに打撃をヒットさせてKO勝ちで王者に。昨年9月にオク・レユンにまさかの判定負けを喫したが、今年8月に2RKO勝ちでリベンジに成功。さらに階級を上げての2階級同時制覇に挑む。

アバゾフパンチで出る。ケージまで詰まったリーにパンチを打ち込む。リーも右を打ち込むがアバゾフ右ボディ。近い間合いでパンチの打ち合い。リータックルへ。四つに組んで両者がっぷり四つ。離れたアバゾフ。リータックル。ボディロックしテイクダウン!サイド。強引にマウントを狙ったが足で阻まれた。立ったアバゾフ。スタンドへ。リーのワンツーがヒット。効いてないとアピールするアバゾフだがジャブをもらった。リー間合いを詰めてパンチを入れたがアバゾフの右をもらいダウン!タックルでしのごうとするリーだが切って殴るアバゾフ。ダメージがあるリー。タックルを切られて殴られる。レフェリーハーブ・ディーン、安定の様子見。効いているリーにパンチを打ち込むアバゾフ。リータックルで凌ぐ。ケージに押し込むとテイクダウン!サイド。残り20秒でマウント!ゴング。

レフェリーがハーブ・ディーンでなければ止められていた。が、ラッシュで消耗したアバゾフも、ここから残り4Rを戦うのは厳しい。

2R。リーがジャブ、ワンツー。ケージに詰めてパンチ連打から組んだ。ボディロック。またテイクダウン。マウント。体を起こして肘。アバゾフケージを蹴って返すと立った。スタンドへ。しかし両者消耗している。が、リーはこの状態からの戦いを得意としている。アバゾフのボディがヒット。アバゾフタックル。ケージでこらえたリーが肘を入れた。ゴング。

両者バテバテだが、まだ3Rある。

3R。リーが左ミドルから右。スーパーマンパンチ。しかしもらっても出てくるアバゾフ。階級差か。肘を入れたリー。そこから組んでまたボディロック。2Rまでこのパターンで倒されていたが凌いだアバゾフ。リーダブルレッグ。ケージでこらえるアバゾフ。離れたリー。両者手数が少ないが、アバゾフも重いパンチを出していく。右を当てたリー。さらに左。残りわずかでアバゾフタックル。切ったリー。ゴング。

ユニファイドなら1R10-8アバゾフ、2R・3Rリーでイーブンになったところだが、トータルジャッジのONEルールなら1Rほぼフィニッシュしたアバゾフがまだリードしているか。

4R。ちょっとステップが戻ってきたリー。ワンツー。右がクリーンヒットしたが、それだけでは倒せない。リータックル。組めない。また飛び込むと今度はテンカオ。パンチで出るリー。右。リー手数が増えてきた。連打を入れる。ヒットしているが、ブロックしてしのぐアバゾフ。腹に前蹴り。カーフキック。効いたと見てカーフキック連打するリー。パンチを入れたリー。クリンチしようとしたアバゾフだがリーが膝を入れて引き剥がす。ケージに詰めてリー肘連打。リータックル!テイクダウン!マウント!肘連打!アバゾフ耐える。見ていたハーブ・ディーンだが止めた!

リー大逆転勝利で2階級同時制覇達成。レフェリーがハーブ・ディーンでなかったら1Rで終わっていたが。最後あそこまでバテているところで良くタックルに行けた。

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