グローヴァー・テイシェイラがプロハースカ負傷によりライトヘビー級タイトルマッチ消滅、ブラホヴィッチ vs. アンカラエフの新王座決定戦になった経緯についてUFCに恨み節

グローヴァー・テイシェイラがプロハースカ負傷によりライトヘビー級タイトルマッチ消滅、ブラホヴィッチ vs. アンカラエフの新王座決定戦になった経緯についてUFCに恨み節 MMA
正しい恨みの晴らし方(ポプラ新書)


12.10『UFC 282』イリー・プロハースカが肩の負傷によりライトヘビー級王座を返上、メインイベントはヤン・ブラホヴィッチ vs. マゴメド・アンカラエフの新王座決定戦に変更(2022年11月24日)

 こちらの続報。12月10日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 282』のメインイベントで予定されていたイリー・プロハースカ vs. グローヴァー・テイシェイラのライトヘビー級タイトルマッチがプロハースカの肩の負傷により中止、タイトルを返上し同大会で予定されていたヤン・ブラホヴィッチ vs. マゴメド・アンカラエフがライトヘビー級王座決定戦になりましたが、この時UFCはテイシェイラにマゴメド・アンカラエフとの新王座決定戦を提案したものの、テイシェイラは新たな対戦相手に備えるためには時間が必要だと辞退、ブラホヴィッチと対戦するか1月21日にリオデジャネイロで開催する『UFC 283』でアンカラエフと対戦することを要求したもののUFCはどちらも断ったと報じられましたが、


 この件についてグローヴァー・テイシェイラが以下のコメント。

「俺は12月10日にブラホヴィッチとなら戦うと言ったのは、彼と対戦したことがあり、適応しやすかったからだ。アンカラエフはサウスポーだしね。もし、アンカラエフなら、ブラジル(1月21日)で戦うと伝えた。ブラホヴィッチは彼より上位にランクされているわけだし、理解できないよ(現在のUFCライトヘビー級ランキングはテイシェイラ1位、ヤン・ブラホヴィッチ2位、アンカラエフ3位)。なのに、どうして彼らはこんなことを…まぁ仕方がない。俺たちは自分の立場を貫かなければならない。『いつでもどこでも誰とでも戦う』というわけには行かない。彼らがブラホヴィッチではなくアンカラエフ戦にこだわった理由は分からない。だが、それが彼らがやりたかったことで、それが実現したのだと思う」

「会社に対する思いは変わらない。俺は幸せだし、感謝している。『誰かのために1000のことをしても、1つをしなければ最悪の人間になる』ということわざを知ってるかい? UFCのことを悪く言うつもりはないが、あの日は本当に酷い目に遭った。トレーニングキャンプをしていたのに、タイトルマッチから遠ざかってしまった。俺は2人の選手と戦うことに同意し、アンカラエフとやるなら時間が欲しいと頼んだだけだ。俺はハイレベルなファイターであり、金のために玉砕するような選手にはなりたくない」

「俺はオクタゴンで血と命を捧げている。ブラジルに、そして自分のためにベルトを取り戻したいし、できると信じている。俺はイリー・プロハースカに勝っていた。ミスをするまで彼を破壊していた。ベルトは取り返すつもりだが、そのためには正しいことをしなければならない。勝つためにもね」

「(ブラホヴィッチ vs. アンカラエフの勝者と対戦することになるかと尋ねられ)今は何も確信が持てない。もうどっちが勝っても構わないよ。『UFC 282』も彼らが金を払ってくれるのなら出るけど、俺はそこで何をすればいいんだ?」
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