スティーブン・トンプソン 2.40
ケビン・ホランド 1.61
ブライアン・バーバリーナ 5.20
ハファエル・ドス・アンジョス 1.19
マテウス・ニコラウ 1.26
マット・シュネル 4.20
タイ・トゥイバサ 2.85
セルゲイ・パブロビッチ 1.47
ジャック・ハーマンソン 1.57
ロマン・ドリーゼ 2.50
エリク・アンダース 2.85
カイル・ドーカス 1.47
ニコ・プライス 1.71
フィリップ・ロウ 2.20
アンジェラ・ヒル 2.00
エミリー・デュコテ 1.83
クレイ・グイダ 2.45
スコット・ホルツマン 1.59
マイケル・ジョンソン 3.55
マルク・ディアケイジー 1.33
ダレン・エルキンス 4.70
ジョナサン・ピアース 1.22
トレイシー・コルテス 1.91
アマンダ・ヒバス 1.91
ナタン・レビー 1.51
ヘナロ・バルデス 2.65
マルセロ・ロホ 2.35
フランシス・マーシャル 1.65
ヤスミン・ハウレギ 1.33
イステラ・ヌネス 3.55
3月ぶりの客入れファイトナイト。今年のUFCは、全42大会のちょうど半分がAPEXでの無観客(正確には、数十人程度はチケットを売って入れている)開催。すべて有観客開催のBellatorが19大会なので、実はあまり差がない(ただし、1大会の観客動員数はUFCが常に1万人以上なのに対し、Bellatorは半分くらいは数千人規模での開催)。
客入れするだけあって、いつもはメインのみくらいしかいないランカーが、今回は12人も出ている。チケット収入がない分だけAPEX大会では経費節減している。もはや観客も全員ノーマスクで声出しにも一切制限がないアメリカで、来年もAPEX大会が続いていくところを見ると、APEXでの開催はコロナ対策ではなく、できるだけ安く多くの試合を組むためにやっているように思われてならない。
今回のメインは2タイムタイトルチャレンジャーのスティーブン・トンプソンと、ノーランカーだがウェルター級では負け無しのケビン・ホランドの対戦。
ローキックなしのアメリカン・キックボクシングがバックボーンのトンプソンに対し、ホランドもストライカー。ホランドは9月にキャッチウェイトでダニエル・ロドリゲスと対戦予定だったが、同大会でネイトと対戦予定だったハムザト・チマエフが大幅体重オーバー。カードがシャッフルされ、計量後に急遽まったく違うタイプのチマエフとの対戦にシャッフルされ、チマエフに秒殺一本負けした。よほどショックだったのか、試合後には引退を表明している(数日で撤回)。
距離を取って蹴りを入れていくスタイルのトンプソンだが、最近は相手に対策されることが多くなり、最近の戦績も負け越してきている。39歳で衰えもある。それだけに、チマエフ相手に完敗だったホランドにもアンダードッグとなっている。
しかしトンプソンの連敗は、いずれもテイクダウンを奪われての負けで、相手がゴリゴリのグラップラー・バーンズとムハマドで相性も悪かった。本来はテイクダウンディフェンスも強い選手。対するホランドは、テイクダウンディフェンスが穴で、逆に自分からテイクダウンに行くことはあまりない。必然的に打撃勝負になるだろう。年齢と勤続疲労で打たれ弱さが心配になるものの、打撃のみならトンプソンが上か。
トンプソン判定勝ちと予想。
第1試合はいつもより遅めの朝9時から。全15試合で、プレリムは3時間で9試合も組まれている。速報します。