ミドル級。ハーマンソン8位、ドリーゼはランク外。
ハーマンソンはパワフルな打撃とギロチンが武器で、一時期4連勝でランキング上位に入ったが、ランカー上位との対戦では勝ったり負けたりを繰り返している。前戦は当時ランク外のクリス・カーティスとの対戦で、距離を取ってのアウトボクシングに徹してカーティスを空転させ勝利。当初はランキング5位のデレク・ブランソンに挑戦予定だったが、ブランソン負傷欠場により、今回もランク外ファイターの挑戦を受ける試合に。
10日前の出場決定でランカー挑戦のチャンスを得たジョージアのドリーゼ。UFC5勝1敗。現在2試合連続1RKO勝ちで、2連続パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞中。サンボ・柔術がバックボーンで、意外と足関を狙っていく事が多く、プロデビュー戦から2試合連続ヒールフックで秒殺勝利している。前戦も膝十字で相手のフィル・ハウズの膝を破壊し、勝ったと思い放したが、ハウズはタップせず、レフェリーも続行させたものの、戦える状態ではなく、直後のパンチでダウンを奪ってKO勝ち。実質足関での勝利と言える。
距離を取り前蹴りで牽制するハーマンソン。ドリーゼはじわじわ出ていく。飛び込むドリーゼに左フックを引っ掛けたハーマンソン。タックルへ。ドリーゼ倒され際にギロチン。しかし外れてガードを取るドリーゼ。しかしスイープ!上を取ろうとしたが、ハーマンソンこらえてドリーゼ立った。ハーマンソン放さずテイクダウン狙い。ケージに押し込むが、倒せず離れた。ミドルを入れるハーマンソン。出ていくドリーゼ。距離を取りローを入れるハーマンソン。ドリーゼはちょっと手が出ていない。ハーマンソンが蹴りを入れていく展開。ホーン。
1Rハーマンソン。
2R。詰めるドリーゼだが手が出ていない。蹴りをキャッチしてパンチを入れたドリーゼ。ハーマンソンタックル。受け止められたが、放してパンチを入れた。じわじわ出るドリーゼだが、手が出ていない。逆にハーマンソンのパンチを被弾するだけで時間が過ぎていく。ハーマンソンタイミングを見てタックルでテイクダウン。ドリーゼ1Rと同じスイープを狙う。こらえるハーマンソンだが後ろ三角。外れたが足関。背中を向けて逃げようとしたがカーフスライサー!そのままうつ伏せ状態で固めながらパウンドを打ち込む。ハーマンソン、足がガッチリ極まっていて動けない。その状態でパウンドを入れるドリーゼ。動けず殴られ続けるハーマンソン。レフェリー止めた!
ドリーゼ、ワンチャンスを活かして逆転勝利。カーフスライサーはタップするほどではなかったかもしれないが、動くこともできなかった。