Bellator289:メインイベント・ラフェオン・スタッツ vs. ダニー・サバテーロ

バンタム級暫定王座防衛戦&バンタム級GP準決勝。サバテーロ6位。

スタッツは正王者のアンソニー・ペティスと同門だったが、ペティスの負傷によるGP欠場で組まれたトーナメント一回戦&暫定王座決定戦で、元王者のファン・アルチュレタを下して王座戴冠。トーナメント優勝した場合はペティスとの王座統一戦が組まれるということもあり、所属のルーファスポートを離れている。

ATTで堀口と同門のサバテーロはワイルドカードを勝ち上がりトーナメント出場。こちらもレスリングがバックボーンのグラップラーワイルドカード、トーナメント1回戦ともに、しつこくテイクダウンを奪って固める展開での判定勝ち。

間合いを詰めるスタッツ。サバテーロは距離を取る。ケージ際をサークリング。前蹴りを入れたスタッツ。サバテーロタックル。スタッツ切ったがボディロックしたサバテーロ。投げて倒した。すぐに片膝を立てるスタッツ。サバテーロハーフバックに。腰を上げて立つスタッツだが、サバテーロバックについて倒していく。また膝を着いたスタッツ。バックにつこうとするサバテーロの腕をつかんで回らせないスタッツ。スタッツ前転してスクランブルを狙ったが、サバテーロ上をキープ。スタッツオーバーフックで投げて上を取り返すが、サバテーロ下にならず立った。ボディロックでケージに押し込み膝を入れるサバテーロ。ようやく正対したスタッツだが、サバテーロケージに押し込んで膝。ゴング。

1Rサバテーロ。

2R。圧を掛けるスタッツ。ロー。サバテーロがパンチで出るとタックルを警戒する動きを見せたスタッツ。前蹴りを入れたスタッツ。詰めるがタックル警戒で慎重。サバテーロのタックル。切った。またタックル。切ってクリンチアッパーを入れたスタッツ。左ミドル。またタックル。また切るとがぶって膝。正面からのタックルは完全に対応しているスタッツ。が、さらにタックルに入ると、そのまま脇を差してケージに押し込むサバテーロ。ダブルアンダーフックから投げてテイクダウン。上半身を起こしたスタッツからバックに回る。前に落とそうとしたスタッツだが、サバテーロすぐにタックルへ。またハーフバックに。前転したスタッツが膝十字。けっこう深いが、ずらして逃れたサバテーロ。離れるとすぐタックルに入りまたバックを取る。ゴング。

2Rはサバテーロが制した時間は短く、押さえ込んでいただけなので、打撃を入れたスタッツのラウンド。

3R。サバテーロがハイを放つが、打ち終わりにパンチを入れたスタッツ。サバテーロタックル。また切ったスタッツだが四つに組まれている。片膝をついたままのスタッツの顔に膝を放ったサバテーロ。軽くヒットしレフェリーが注意しブレイク。また詰めるスタッツ。タックルを切ってパンチを入れた。またタックル。切った。またタックル。切る。パンチを入れていくスタッツ。サバテーロ前蹴りを入れる。ジャブで牽制するスタッツ。ケージを背負ったサバテーロにタックル。テイクダウン。今度はスタッツがバック。仰向けに倒してサイドに。マウントを狙ったが防いでタックルに入るサバテーロ。がぶって膝を入れるスタッツ。しかし四つになるとサバテーロが強い。入れ替えて逆にバックに回るサバテーロ。スタッツ正対するが、四つから片膝を着いた状態でテイクダウンを防いでいる。逆にバックに回りつつ離れた。ゴング。

3Rスタッツ。

4R。前蹴りで出るスタッツ。サバテーロのタックルフェイントに反応するスタッツ。タックル。また切った。さらにタックル。また切ったが、立ち際に押し込んで倒したサバテーロ。しかしスタッツすぐにスクランブルでタックルに。サバテーロがぶる。がぶってアナコンダの体勢だが、放してバックに回る。スクランブルで逃れようとしたスタッツだがしっかりついていくサバテーロ。また回転するが上をキープしているサバテーロ。一本足を差し込んでハーフバック。反転したスタッツだがサバテーロすぐに起き上がる。スタッツ離れて立った。残り1分。パンチを入れるスタッツ。左がヒット。ジャブ。サバテーロもパンチを返すがヒットセず。ケージを背負ったサバテーロにタックルを仕掛けたが切られた。立つとまた打撃で出るが、残り10秒の合図で両者見合い。ゴング。

4Rは微妙。コントロールしていたサバテーロか、打撃をヒットさせたスタッツか。打撃優勢と見てスタッツのラウンドと見たが、どちらに入っていてもおかしくない。

5R。スタッツ出ていく。サバテーロ下がる。追いかけてパンチを入れるスタッツ。サバテーロのタックルは切った。また下がるサバテーロ。セコンドは2-2の可能性があるのでこのラウンドが必要という指示だが。スタッツ前蹴り・ボディ。サバテーロシングルレッグ。足を引き抜こうとしたスタッツだが、しつこく追いかけていくサバテーロ。ついに倒すとバックに。スタッツすぐにスクランブルを狙うがバックにつくサバテーロ。ハーフバックを取られた体勢で肘を入れるスタッツ。何度もスクランブルを狙うスタッツだがサバテーロ突いていく。残り20秒で足を抜いて立ち上がったスタッツ。打撃で出るスタッツ。タイムアップ。

50-45サバテーロ、48-47スタッツ、48-47スタッツ。スプリットでスタッツ勝利。

サバテーロはバックからコントロールをしていた時間は長かったが、そこから打撃で削るでもなく極めに行くでもなく、コントロールするのみだったので評価されなかったか。

決勝はスタッツ vs. ミックスに。

mmadecisions.com

スタッツに入れたジャッジは1Rと4Rのみサバテーロ支持。

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