UFC282:第4試合・クリス・カーティス vs. ホアキン・バックリー

ミドル級。カーティス15位、バックリーはランク外。

カーティスはUFCと契約できず、一度は引退していたが、撤回しローカルで戦績を積んでいたところで代役として34歳でUFCデビュー。UFC3連勝中のフィル・ホーズにまさかのKO勝ちすると、続くブレンダン・アレンにもKO勝ちしてボーナス獲得。さらには柔術世界王者ホドウフォ・ヴィエイラに判定勝ちして3連勝でジャック・ハーマンソンと対戦。MMA引退間際のところから、トップリーグのトップ10ランカーに手が届くところまで行くシンデレラストーリーを演出するが、試合ではハーマンソンのアウトボクシングに全く対応できず、距離を取られ続け、追いかけたところに打撃をもらう展開で判定負け。よほど苛ついたのか、負け惜しみで試合後に中指を立てていた。

バックリーもまた、UFC0勝1敗で迎えた2戦目に、ジャンピングソバットでKO勝ちすると、その場面の動画がTwitterInstagramFacebookTiktokで大バズリしてUFC史上最多いいねを獲得。このキック一発で知名度を獲得すると、その後も4勝1敗。4勝のうちパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト3回という活躍で、前戦でランカーのナッソーディン・イマヴォフ戦が組まれた。しかしこちらもランカーの壁に跳ね返されて判定負けで、3連勝がストップしている。

ワンツーを放ったバックリーだがカーティスはブロッキングで防ぐ。デトロイトスタイルからジャブを放つカーティス。ワンツーを入れたカーティスだが、バックリー逆に前に出てパンチを打ち込む。バックリーが左右のコンボで出るが、カーティスブロックして防ぐと前に出てきた。バックリーのパンチをブロックして打ち返すカーティス。出てきたカーティスに右ボディを入れたバックリー。詰めて右ボディ連打。ホーン。

1R手数でバックリー。

2R。カーティスが圧を強めてきた。バックリーパンチを打ち込むが、かわして出ていくカーティス。ジャブがガードの合間を縫ってヒット。バックリーも連打を返すが空振り。詰めるバックリーだが、パンチはまたブロックの上。逆に出てきたカーティス。ヘッドムーブでパンチをかわしつつ左右のパンチを打ち込む。バックリーの左ハイをブロックしたカーティスが左を打ち込みバックリーダウン!パウンド。防御出来ていない。顔面に続けてもらったところでレフェリーストップ!

カーティスの剛腕炸裂。ストライカー対決を制した。

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