ミドル級。カーティス15位、バックリーはランク外。
カーティスはUFCと契約できず、一度は引退していたが、撤回しローカルで戦績を積んでいたところで代役として34歳でUFCデビュー。UFC3連勝中のフィル・ホーズにまさかのKO勝ちすると、続くブレンダン・アレンにもKO勝ちしてボーナス獲得。さらには柔術世界王者ホドウフォ・ヴィエイラに判定勝ちして3連勝でジャック・ハーマンソンと対戦。MMA引退間際のところから、トップリーグのトップ10ランカーに手が届くところまで行くシンデレラストーリーを演出するが、試合ではハーマンソンのアウトボクシングに全く対応できず、距離を取られ続け、追いかけたところに打撃をもらう展開で判定負け。よほど苛ついたのか、負け惜しみで試合後に中指を立てていた。
バックリーもまた、UFC0勝1敗で迎えた2戦目に、ジャンピングソバットでKO勝ちすると、その場面の動画がTwitter・Instagram・Facebook・Tiktokで大バズリしてUFC史上最多いいねを獲得。このキック一発で知名度を獲得すると、その後も4勝1敗。4勝のうちパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト3回という活躍で、前戦でランカーのナッソーディン・イマヴォフ戦が組まれた。しかしこちらもランカーの壁に跳ね返されて判定負けで、3連勝がストップしている。
ワンツーを放ったバックリーだがカーティスはブロッキングで防ぐ。デトロイトスタイルからジャブを放つカーティス。ワンツーを入れたカーティスだが、バックリー逆に前に出てパンチを打ち込む。バックリーが左右のコンボで出るが、カーティスブロックして防ぐと前に出てきた。バックリーのパンチをブロックして打ち返すカーティス。出てきたカーティスに右ボディを入れたバックリー。詰めて右ボディ連打。ホーン。
1R手数でバックリー。
2R。カーティスが圧を強めてきた。バックリーパンチを打ち込むが、かわして出ていくカーティス。ジャブがガードの合間を縫ってヒット。バックリーも連打を返すが空振り。詰めるバックリーだが、パンチはまたブロックの上。逆に出てきたカーティス。ヘッドムーブでパンチをかわしつつ左右のパンチを打ち込む。バックリーの左ハイをブロックしたカーティスが左を打ち込みバックリーダウン!パウンド。防御出来ていない。顔面に続けてもらったところでレフェリーストップ!
カーティスの剛腕炸裂。ストライカー対決を制した。