UFC282:第3試合・ビリー・クアランティーロ vs. アレクサンダー・ヘルナンデス

フェザー級

クアランティーロはUFC4勝2敗。今年7月にも試合が組まれていたが、欠場となり、1年以上のブランク明けとなる。前戦で初のランカー挑戦となるシェイン・バーゴス戦が組まれたが、1Rは手数で上回ったものの、2Rにローを効かされ、さらにパンチでダウン寸前まで追い込まれての判定負け。

ヘルナンデスは代役UFCデビュー戦でランカーのベネイル・ダリウシュに42秒KO勝ち。ダリウシュはその後8連勝して現在ランキング4位につけているが、ヘルナンデスは勝ち負けを繰り返し、ランキングから外れている。ダリウシュに勝った後は中堅~ランカークラスには星を落とす一方で、前座クラス相手にはしっかり勝利していて、次第に中堅ポジションが定位置になってきた。今回からフェザー級に落とす。

じわじわ出るヘルナンデス。クアランティーロが蹴りをキャッチすると、片足で殴り引き剥がす。パンチを入れたヘルナンデス。クアランティーロもパンチで出ていく。ミドル。ヘルナンデスがキャッチしてタックルへ。テイクダウン。ケージで立つクアランティーロだが、立ち際に膝を入れるとまたタックルへ。ケージでこらえるクアランティーロ。離れた。すぐにパンチを入れるヘルナンデス。ケージを背負ったクアランティーロにパンチがヒット。抜け出したクアランティーロ。出てきたクアランティーロにタックル。テイクダウンすると即肩固めの体勢。外れた。ハーフからパウンド。ガードに戻すクアランティーロだが、目尻を肘でカットしている。下からの仕掛けをサバいてパウンドを入れるヘルナンデス。クアランティーロタックルに入り、そこから立つ。ホーン。

1Rヘルナンデス。

2R。クアランティーロ出ていく。蹴り足をキャッチしたヘルナンデスがバックに回る。ケージ際で正対し離れるクアランティーロ。ジャブを入れたヘルナンデス。そこからタックルへ。クアランティーロはケージでこらえるとボディに膝。ダブルレッグでクラッチしたヘルナンデスだが倒せず。蹴り合いからスリップしたヘルナンデス。クアランティーロギロチン。外れたがクアランティーロはそのままタックルへ。ケージでこらえているヘルナンデス。ボディを殴って離れたクアランティーロ。ヘルナンデスタックル。こらえたクアランティーロ。両者ふらつき気味で足を止めてのパンチの打ち合い。クアランティーロのパンチがヒットしヘルナンデス後退。ケージまで下がったところでクアランティーロタックル。尻餅をつかせるとバックに回りパウンド。ヘルナンデス失速。バックから殴るクアランティーロだが、ヘルナンデス立った。しかしまた崩してバックからパウンド。立って正対したヘルナンデス。打ち返すヘルナンデスだがクアランティーロのパンチを貰った。クアランティーロ肘。ヘルナンデスグロッキー。打たれるのを見てレフェリーストップ!

クアランティーロが打ち合いを制して勝利。

階級を落としたヘルナンデス、動きは悪く見えなかったが、体格ではクアランティーロが上だった。

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