UFC on ESPN+74:第10試合・アレックス・カサレス vs. ジュリアン・エロサ

フェザー級。カサレスはランキング15位だったが、先日ランク外に落ちている。

大ベテランカサレス。UFC14勝11敗1NC。負けが混んできた時期もあったが、相手のレベルが落ちたこともあり昨年には5連勝を達成。が、ランカーとの対戦となった3月のソディック・ユサフ戦では打撃で圧される展開で判定負けし連勝ストップ。試合前の記者会見では、ダナ・ホワイトが新たに設立した平手打ち大会「パワースラップ」への興味を示し、移籍も検討すると話した。

エロサは石原夜叉坊UFC本戦デビューの相手として知られている。夜叉坊戦は2RでKO負けし、自身もTUF後の本戦デビューだったがこの1敗でリリース。その後、コンテンダーシリーズを経て再契約を果たしたが3連敗で再度リリース。そこから、一昨年のコロナ禍人材不足に3度目の契約を果たすと、悲願の本戦初勝利を挙げパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトも受賞。そこから6試合で5勝1敗、現在は3連勝中。ついにランキング手前の位置まで上がってきた。前戦は堀江をKOしているハキーム・ダオドゥ相手に1Rパンチを効かせ、2R以降はダオドゥが打撃で盛り返してきた所でタックルに切り替えて判定勝ち。

ローを蹴るカサレス。エロサパンチで出る。カサレスはサイドキック。エロサのパンチはかわした。逆にワンツーをヒット。大振りの左。詰めていくエロサ。右ミドル。カサレスの左ストレートからの左ハイがビッグヒット!エロサダウン!パウンド!KO!

しぶといベテランのカサレス。格下相手にはまだまだ強い。

タイトルとURLをコピーしました