PANCRASE330:セミファイナル・透暉鷹 vs. パン・ジェヒョク

フェザー級暫定王者透暉鷹が初の国際戦に挑む。

透暉鷹は次期挑戦者決定4人トーナメントを制し、王者ISAOへの挑戦権を手に入れたが、ISAOの負傷欠場により、今年7月にランキング2位の亀井と暫定王座決定戦で対戦。タックルからテイクダウンを奪いキムラ・腕十字でニアフィニッシュまで持ち込み圧倒し、4Rにチョークで一本勝ち。

初参戦のジェヒョクはFightingNEXUSで4戦し3勝1敗(1敗の相手は後の修斗ライト級王者西川大和)。8月に韓国Double Gでフェザー級暫定王座決定戦に出場したが判定負け。

ワンツーを放つジェヒョク。透暉鷹も左をヒットさせる。透暉鷹タックルへ。四つでクラッチしたがクラッチを切って引き剥がしたジェヒョク。ワンツー。透暉鷹左ハイ。飛び膝を放った透暉鷹だがかわされた。ジャブからタックルへ。ボディロックから倒そうとしたがジェヒョクこらえた。肘を入れて引き剥がすと、透暉鷹は左眉尻をカット。残り1分。詰めても手が出ない透暉鷹。ジェヒョクは無理せず打ち合わない。ホーン。

1R三者ジェヒョク。

2R。透暉鷹タックル。しかし脇を一本差してこらえるジェヒョク。ボディロックにしてテイクダウンを狙うが、また腕を差して防いだ。ジェヒョク左ハイ。ワンツー。透暉鷹ジリ貧になってきた。透暉鷹左ハイからタックルに入るが、完全に切るジェヒョク。バックブローを放ったときたか。またタックルに入る。背中でクラッチ。投げてテイクダウン!マウントを狙うとジェヒョクが背中を向ける。両足フックしてバックマウントに。残り1分。フェイスロック!きつそうなジェヒョクだったが耐えた。残りわずかで腕十字を狙ったが、すかしてパンチを入れるジェヒョク。四つに組んで押し込んだ透暉鷹。ホーン。

2R二者透暉鷹、一者ジェヒョク。バックキープよりジェヒョクの打撃を取ったジャッジが1名いるが、3Rを取った方が勝つ。

3R。ジェヒョクがパンチで出たところに透暉鷹の蹴りがローブローに。タイムストップ。かなり苦しそうなジェヒョク。きつそうだったが立ち上がり続行。透暉鷹の左がヒット。そこからタックルに入るが切った。しかしまたタックル。タイミングよく入ったがこれも切る。さらにタックルに行くが、ジェヒョク入れ替えてケージに押し込み肩パンチ。離れた。左を入れるジェヒョク。透暉鷹もジャブを返す。ジェヒョクのパンチをかいくぐり完璧なタイミングでのタックル!が、これも簡単には倒されないジェヒョク。小手を巻いて耐えている。立った。しかし離さず後ろに倒したときたか。ハーフ。残り1分。透暉鷹マウント。亀になったジェヒョク。バックマウントに。透暉鷹バックコントロールに徹する。残り5秒でパウンド。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットで透暉鷹勝利。

しかしテイクダウンディフェンスの強いジェヒョクにかなり苦労した。かなり腰が重い。薄氷の勝利。

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