UFC283:第1試合・サイモン・オリヴェイラ vs. ダニエル・マルコス

バンタム級

オリヴェイラはほぼ1年前の1月22日にUFCデビューしたが、UFC2勝2敗のトニー・グレーブリーに3Rで11回もテイクダウンを奪われて完敗。初戦を見る限りUFCでは厳しいが。

マルコスはペルー出身・在住。昨年9月のコンテンダーシリーズで勝利してUFCと契約。ここまで13戦全勝の29歳。ペルーのプロモーション・300スパルタのバンタム級王者。コンテンダーシリーズでは打撃でリードしての判定勝ちで、キャリアで一本勝ちはなし。

オリヴェイラが打撃で出ていく。タックルへ。ケージに押し込んだ。入れ替えて離れるマルコス。オリヴェイラ距離を詰めて低空タックル。切ったマルコスだがまたケージに押し込むオリヴェイラ。離れ際にバックブローを打ち込んだオリヴェイラだが、マルコスがプレスしてボディブロー。オリヴェイラ前に出て飛び膝からまたタックルへ。ケージでこらえるマルコス。また離れた。残り1分。バックブローを連発するオリヴェイラだが、マルコスブロックしてまた出ていき、ケージに詰めてパンチを入れる。今度はマルコスが組んだが、入れ替えてタックルに入るオリヴェイラ。しかし切ってパンチを打ち込む。ホーン。

1R打撃のヒット数はほぼ五分。オリヴェイラがケージに押し込んでいたコントロールを取るか、テイクダウンを防いでいたということでマルコスに入れるかは微妙。

2R。またバックブローを放つオリヴェイラだが、マルコスのパンチがかすめてバランスを崩す。立ったところにミドル。腹が効いた。下がるオリヴェイラ。マルコス追いかけて左右のパンチから右ハイを入れる。またミドル。さらにボディ。明らかに嫌がった。ボディにテンカオからパンチを入れ、さらにテンカオを入れるとオリヴェイラ嫌倒れ。亀になったオリヴェイラにマルコスがパウンドを落とすとレフェリーストップ。

マルコス、タックルをすべて切って打撃を効かせての勝利。

グラウンドに持ち込みたかったオリヴェイラだが、タックルを仕掛けても倒せる気配が全く無かった。久々のブラジル大会で地元勢の勝利ならず。

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